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『高辻と言う人物』 ページ7

家入硝子side





特級術師、高辻A。



白髪の髪をゆるく結い上げ、黒いサングラスに真っ黒な制服、少し長めのタイトスカートに黒タイツ、普通の女とは違い結構背が高く、あまり怒らない印章で何事にも笑顔で対処する




それが私からみた高辻A。





見た目は美人でなんでもこなす抜け目ない人にも見えるが……





家入「あれ、今日は髪結ってないんだ」




「…………あっ、通りで髪の毛が邪魔な訳だ」



Aは忘れてたと笑い自分の部屋へと戻っていく……





そう、抜けている所がある。




まあ、そこも魅力と言うけどね




実際完璧人間なんてつまらない





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夏油傑side




高辻A



人並み以上の美人で、初見……見た目はキツそうに見えるが、話せば普通にフレンドリーでもある


話の間に褒め言葉等を良い、人を喜ばせる事が得意にも見えた。



けど……そうだな






まだAの本性が見えない




たまに思う時がある





その笑顔は、対応は、




全て繕っているかのように









「あれ、夏油くん任務帰り?お疲れ様、ゆっくり休んでね」




夏油「こちらこそだ、ゆっくり休んで、ありがとう」



ニコッと笑い姿を消すA





その姿はどうにも疲れたような感じで……なんとも言えなかった。



━━━━━━━━━━━━━━━
五条悟side



「悟、今帰り?お疲れ様」



五条「別に疲れてねーよ」



「ふふっ、まあ悟は最強だもんね」




高辻A




何故かなんの許可も取らずに俺の名前を呼び心做しか俺にわかったような口を聞くA







そんなアイツに俺は不満を抱いた




俺の暴言や理不尽な我儘にも一切怒らず笑顔で対処するA



たまに皮肉も言う時があるがそれは少ない





そう、そこが不満なんだ





何故アイツは怒らない?




何故アイツはいつも笑う?





気持ち悪い





そんなのただの人形でしかない





まるで詳細に設定されたかのような人格





それが不満……気に食わなかった




もっとアイツは心のそこから笑うべきで、怒ったり泣いたりしていい。




そう思う





……何故初対面なのにこう思うか?






いや、初対面では無い気がする





いつか……どこかで







どこかで









アイツに逢ったことがある









そんな気がする

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作者名:なた | 作成日時:2021年2月14日 21時

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