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都立 呪術高専 筵山麓にて
天元様の結界内
なんだろうか
とても血なまぐさ………………
「……………………。」
Aはあるものを見て唇を噛み締めた
「人間というものは……脆い生き物だよね、本当」
Aは乾いた笑いを残し
ある死体を後にした
「ごめんね、悟」
Aは鎌をぎゅっと握った
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「ッ……はあ。」
まだ傑は死んでない……か。
「傑……私の声聞こえる?」
夏油「ッ……ぅ、A……?」
「もうすぐで硝子が来るから頑張って」
そうAは呟き立ち上がる
夏油「A……気をつけ……ろ、相手は……呪力がない……」
天与呪縛……ね。
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私って環境……いや、対人関係に恵まれないのか
「甚爾さん、久しぶり」
Aはニコッと笑い甚爾を見つめた
甚爾「!…………これは奇遇……か?」
「男の術師2人はやったのは甚爾さんでいいんだよね?」
甚爾「もしそうだと言ったら……俺を殺すか?」
「自分でも嫌になるけど、身内を殺すのはしない主義なんだ……例えそれが私の親しい人間を殺したとしてもね」
甚爾「ハッ、そりゃ優しいな」
「ふふっ、でしょ?」
甚爾「だからと言って俺を逃がすって考えは……?」
「5割……って所かな」
Aは悲しそうに笑い鎌を捨てた
甚爾「心配すんなよ、俺はお前を殺すことはしねえ……けど、今は戦わなきゃいけねえからな
少しの間眠って貰わねえと」
Aは素手を構えた
甚爾「俺に体術で勝つつもりか?」
「武器を使うよりかはいい、間合いがつかみやすいからね」
甚爾「そりゃあいい判断だ!!!」
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作者名:なた | 作成日時:2021年2月14日 21時