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ページ36

自室にて




五条「まだ寝てねえよな?」




「悟……女性の部屋に入る時はノックをしようか……と言うか私に何か用かな?」




五条「はあ?プレゼント」




「!……用意してくれたの?てっきり用意してなかくってあんなこと言ったのかと思ったよ」




Aはくすくすと笑いお腹を手で押えた



五条はそんなAを見て少し顔を顰めるが、ハッと息を吐き、ポケットから小さな小箱を取り出した



五条「目瞑って」



「?、うん」




Aは言われるがままに目を瞑る、すると首元でひんやりとした感触が走る



五条「開いていいぞ」




その言葉と共にAは瞳を開き、自分の首元へと手を伸ばした




「ネックレス……?」




五条「嫌なら捨てろ」




「嫌なわけないよ……ふふっ、ありがとう、大切にするよ…………それに」



五条「……?」




「このネックレスの石……悟の瞳と同じ色だし、綺麗だからね……捨てるなんてできないよ」



その言葉聞いた五条は内心ホッとし、ははっと笑う




五条「肌身離さずつけてろよ」




「勿論、そのつもりだよ」

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作者名:なた | 作成日時:2021年2月14日 21時

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