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『デートしよう』 ページ13

女の子って羨ましい





一般人の女の子って羨ましい





痛い思いしなくて、苦しい思いもしない






いいな……









「いいな」




五条「あ?何か言ったかよ 」




「!!……ああ、いいや別に……


で、なんの話しだっけ?」




五条「アァ?ちゃんと話聞いとけよな」









何故Aと五条が一緒にいるのか



それは合同任務であったからだ。





呪霊はソコソコ強かったがAが出る幕もなく五条が全て倒してしまい、お互い時間が空いていると言うことで街をブラブラしていたのだ






「悟は甘党なんだね、これもいる?」




Aの横でクレープを頬ぼっている五条に自分のみたらし団子を差し出した




五条「ん、」




五条は、ん、と頷きAの手首を掴みみたらし団子をパクッと食べた







アッ……


4つ刺さってるうち2つも食べられた……一口あげたつもりなんだけど……はぁ、まあいいか






そう思ったAはお団子を1つ食べた




そういえば何故かものすごい視線を感じる……周りから



まあ気持ちは分かる、悟はご尊顔だからね……けどはっきり言って迷惑だ、あまり目立ちたくない



それに日本人離れした容姿だ……まあ、私も同じようなものだけど




珍しいのは分からなくもない……かもしれない




_____けど、




『見てんじゃねェぞ……』





……あれ、声に出して言ったかな?






五条「チッ」





ああ、悟か。




そしてAは数秒考えた後バサッと立ち上がった



「悟、デートしようよ」



Aが言葉を発してから数秒の沈黙後、五条は顔を崩し驚いた顔をした




五条「…………は?!、え?何急に」





「いいからいいから」





Aはふふっと笑い五条の腕を掴み歩き出した

・→←『呪霊の味と口直し』



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作者名:なた | 作成日時:2021年2月14日 21時

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