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夏油「硝子、今帰り?」
五条「あれ、Aは?」
教室の中に入ってきた家入をみて2人は不思議そうな顔をした
家入「多分帰ってくるの少し遅くなる
任務先に呪詛師が居てその呪詛師を捕まえた後、まだ呪霊が残ってたらしくて
私達は先に帰って呪詛師を上層部に引き渡して帰ってきた所」
夏油「……それは災難だったな」
五条「それで……アイツ強かったのか?」
家入「呪霊祓ってるのはみてないけど、呪詛師と戦ってるのは見た
はっきり言って人外……
足でまといで私を守りながらも難なく倒してた
それに呪術界では最強やら"無敵"とか言われてるらしいけどそれに当てはまるかもしれない
Aには攻撃という概念が効かない
私を庇うため短刀を体で受け止めてたんだけど傷なんてひとつもなかった
それに呪詛師が術式を発動させようとした瞬間、多分あれがAの術式の1つだと思うんだけど
『呪消』って言う術式、3秒間程呪力と術式が全く使えなかった
そしてその3秒間で呪詛師を倒した」
夏油「これはこれは……とんでもない人が日本に帰ってきた所ものだね
でも今の話を聞く限り対呪霊向けって感じじゃなさそうだね」
五条「なら呪霊向けじゃなく、呪詛師向けって所だろ」
家入「その可能性がでかいんじゃない?けど…」
五条「けど、強さ的に術式が向いてなくてもAは勝てると思う……だろ」
その言葉に対し家入はうんうんと頷いた
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作者名:なた | 作成日時:2021年2月14日 21時