検索窓
今日:24 hit、昨日:4 hit、合計:166,826 hit

『伏黒甚爾』 ページ31

━━




━━━━━━━




━━━━━━━━━━━━━━━





「任務完了っと……」




Aは鎌に付いている血を拭き取りキャリーケースにしまう





?「これまた随分物騒な武器じゃねえか」



すぐ後ろで聞き覚えのある声が聞こえAは後ろを振り返る



?「よお、久しぶりじゃねえか」



男は手を挙げニッと笑った



「……え、甚爾兄?」



甚爾「その呼び方久しぶりだな」



「え、甚爾兄……………甚爾さんどうして?」



甚爾「仕事でここら辺に用があったんでな」






この人は禅院甚爾



禅院家と五条家では仲が悪い
そして五条家の親戚の高辻家も禅院と仲が悪い………………なんてことはない。
普通に良き関係である

そんな禅院と高辻は少なくとも交流はあり、そこで出会ったのが禅院甚爾であった。







1度ばかりではあるが呪霊から守ってくれた甚爾を慕い、甚爾も慕ってくれるAを妹の様に可愛がっていた。





「甚爾さんが仕事?今何やってるの?」




甚爾「あー、それは秘密な」



「?……そう、あ……甚爾さんこれからご飯どう?勿論私の奢り!」



甚爾「おっ、わかってるじゃねえか」




その言葉にAは嬉しそうに笑い歩き出した









甚爾「それにしてもいい女になったじゃねえか」



甚爾はAの髪を指でくるくると巻き笑った



「唐突…………甚爾さんは相変わらず」




2人は他愛もない話をしながら定食屋に入った








━━━━━━━━━━━━━━━
甚爾「へえ、お前が特級ねー」



「アハハっ、甚爾さん拗ねてる?」



甚爾「この歳で拗ねるかよ……てかあれだろお前、立場的にお堅苦しい振る舞いでもしてんだろ」



ビシッと橋をAに向ける甚爾はAを見透かした様に見つめた




「別にそこまでお堅苦しくはないんだと思うんだけど……」



甚爾「お前は考えすぎなんだよ、もっと自由に生きろ」




「そう言う甚爾さん……"今は"自由そうだね」



甚爾「まあな、子供も居るし金も稼げて女も取り放題」




「ブフォッッ!!!!」




甚爾「汚ねえ……」




Aはある爆弾発言により思わずご飯を吹き出した

・→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
132人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なた | 作成日時:2021年2月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。