【呪術廻戦】最強の五条と無敵な高辻番外編 (ページ18)

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慶悟の術式は未完成だ

普通、術式が2つもあるなんておかしい事だ

という事はその術式のどちらかを極めるか

その2つの術式を極め、自身の術式を作り上げるか

それは慶悟次第。

慶悟｢というか、呪霊いなくね？｣

｢？あら、私……呪霊なんて一言も言ってないわよ？｣

ニコッと笑ったAは慶悟から距離をとる

その行動に慶悟は酷く疲れた顔をした

慶悟｢まさか……｣

｢ふふっ、そのまさかよ？｣

慶悟｢、術式じゅ……｣

｢『呪消』｣

刹那、慶悟の体は飛び上がる

慶悟｢ｯ？！？！｣

1.2.3

慶悟｢『術式反転｣

｢遅いわよ｣

飛び上がった慶悟のとの距離を一気に詰め地面目掛けて慶悟を蹴り落とす

慶悟(ｯ……肋がｯ！！！)

｢反転術式なんて使わせるはずないでしょう｣

Aは不敵な笑みを浮かべ腹を蹴りあげた

慶悟｢ア"ｯ！！｣

｢まだまだ｣

空中で慶悟の胸元を掴み思いっきり地面に擦り付ける

その衝撃で、生えていた草木が荒れていく

｢呪力のだし方も、術式も、頭も

これじゃ3流ね……｣

Aは慶悟を煽るよう薄く笑った

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『さすが無敵』

『こんな化け物に勝てるなんて多分親父くらいか？』

『特級にしてもレベルが違う』

『これは……そう』

『"最強"』

そして

『"無敵"』

『勝てねえ』

『勝てるわけがない』

『こんな化け物相手にするだけ無駄だ』

『……なんだ』

『俺は負けを認めたのか？』

『いいや』

『この俺が負けを認める？』

『んなわけねえだろ』

慶悟｢ｯ……ァァァァァァァアッ！！！！！｣

慶悟が叫んだ瞬間、空気が変わった

｢ｯ｣

慶悟｢呪消・『紅』｣

刹那、慶悟の前には"赫"と似たような呪力を感じた

そして、私の術式『呪消』が

｢ｯ……気休めしかならないわね｣

その『紅』は尋常じゃないスピードでAの所へと突っ込んでくる

Aは下唇をぎゅっと噛んだ

｢『呪戒』｣