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慶悟side
初めは高辻Aと言う存在を軽く見ていた
こんな奴が無敵と言われた奴なのかと
けどその答えは任務で得られた気がする
まずは戦い方
呪力の流し方がまるで分からない
予測不可能だった
そして武器の扱い方と体術
無駄な動きがひとつなく、軽々と武器で呪霊を祓うその姿は異次元に立つ超人だった
いや、特級ならそれは当たり前なのだが何かが違う
それに高辻Aの術式は対呪霊ではなく、対呪師用
あまり呪霊の戦いには慣れていないかと思えばそんなのも一切なかった
「最後は特級よ、慶悟任されてくれるかしら?」
時刻はもう夕方の5時となっていた
本当ならもう体がクタクタになっているだろう
……が、殆どの任務で動いたのは高辻Aだった
なんも文句は言わねえ
それに手応えのある物との、相手はつまらなくない。
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廃校のグラウンドにて
「そういえば慶悟はその瞳にも名前があったの知ってるかしら?」
と、Aは紅色の瞳を指さした
「名前なんてあるのかよ」
「これは高辻しか知らないもの…って言ってもまんまその通り、"紅眼"って言うの
術式の一部にある『解除・順式』ってあるじゃない?」
慶悟「あ"〜、確か対象人物の術式を順を追って紐解く、つまり少しずつ相手の術式情報が頭に流れてくる……だっけか?」
「それが紅眼に関係してくるのよ
まあ、簡単に言えば六眼とそう変わりはないわ」
慶悟「!」
「そうね、私の術式は五条家の無下限呪術の派生?とでも……いや元とも言えるのかしら……
まぁ置いといて……
物理的攻撃や術式での攻撃、精神的な術式を覗いて体に支障はないじゃない?
いや、体内は傷ついたり骨折れるから反転術式で即回復って感じよね?」
慶悟「ああ」
「けど、一つだけ目に見える傷ができることがあるわ
それは目よ
目だけはこの生まれ持つ力……傷つかないと言う力が発動しないのよ
反転術式で回復は可能だけど
その一瞬が命取りよ、もし瞳を攻撃されることがあれば、絶対に油断せずに瞳を守る必要があるわ」
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なた(プロフ) - どうか……リクエストをっ!!!!私のネタが尽きる前に……(泣) (2021年4月2日 22時) (レス) id: 3e972fe888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なた | 作成日時:2021年3月20日 21時