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家入「間違えなくお前たちの子供だ」
家入はペラっと机の上にカルテを置いた
家入「信じる信じないも見た目で一目瞭然だろ」
慶悟「うわ、硝子おばさんわっか!」
その横では家入をじっと見つめケラケラと笑う慶悟
高辻「たしかに見た目も……」
五条「術式も同じだけど……てかこの子Aの術式と僕の術式両方持ってる上、六眼とAの瞳あるとか、僕よりも高スペックなんだけど???」
慶悟「っつーと、お前が俺の母親?」
「……そう、なるのかしらね」
そこでAはある疑問を感じた
なんで悟の事は知っていて私が分からないのか
……まあ、それは薄々気づいてしまうことであった
そう、慶悟がAを知らないという事は、慶悟の世界に実在しないと言う事
五条「!、待って……なんで」
「悟、」
きっと悟も気づいたのだろう
Aはトントンと軽く五条の背中を叩いた
「……改めて初めまして、私は高辻A
よろしく、慶悟」
Aは優しく笑い手を差し伸べた
慶悟も少しの間を置き、その手を取った
慶悟「……ん」
「ふふっ……」
五条「A?」
「この子、悟るよりも人情あるわよ?
悟が若い頃なんて、手を差し伸べたら「は?何、お前みたいな底辺と握手する訳ねェだろブス」って絶対言うもの
そこは悟と違っていい子に育ったわね」
と、Aはクスクスと笑い手を離した
家入「100%否定出来ないな」
五条「めちゃくちゃ心外」
慶悟「どの口が言ってんだか」
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職員室(仮)
五条「で、術式はちゃんとに扱えんの?」
慶悟「あー、無下限はいけるんだけど
解除がイマイチわかんねェ」
五条と慶悟はあまーいコーヒーをすすりながらソファに座る
ちなみにAは任務中であった
五条「聞きたいことあるんだけど、お前の世界にAはいる?」
慶悟「とっくの昔に死んでる」
慶悟はため息をつきもう一度コーヒーを飲んだ
「確か……ソイツが死んだのは19か20歳くらいだろ」
慶悟は心底興味がないと言った感じで、出されたお菓子を開けた
五条「……お前、もしかしてAの事あまり好きじゃないだろ」
慶悟「なに、怒る?」
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なた(プロフ) - どうか……リクエストをっ!!!!私のネタが尽きる前に……(泣) (2021年4月2日 22時) (レス) id: 3e972fe888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なた | 作成日時:2021年3月20日 21時