【d！】バラ科アレルギーは薔薇が好き (ページ8)

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Rose ページ8

その後なんやかんやあって、伴奏はまい、指揮はモb…石田くんに決まったよ

曲はYUME日和になったよ

懐かしいなこの曲

まいが掛け持ちしてる件

大変そうだな…まぁまいなら平気か

それで今は話し合いが場所によって違うから移動してるんだけど…

体育祭実行委員は体育館

合唱祭実行委員は音楽室

音楽室遠くない？

この学園が広いだけか

でさ、隣の鬱先生だっけ？がめっちゃ見てくる

もう目前にあるのに

『…あの、着きましたよ』

鬱「…え？ああ、ありがとうな」

なんかフラフラしてるんだよなぁ…

あと肌が少し赤いっていうか

蕁麻疹？

この症状はやっぱり…アレルギーっぽい

『…鬱先生、でしたっけ』

鬱「そやで」

『僕の半径2m以内に入らないでください』

鬱「酷！？」

『これは僕の為なので』

あなたが倒れたらまた僕が疑われるの

中に入っていく

…ザワザワしてる

そりゃそうか、ただの生徒が生徒会と(2m開けて)一緒に来たら

「あ、あの」

『なんですか』

「良かったら今度お茶でもどうですか…？」

ナンパか…

『無理です』

「なんでですか？」

お前しつこいな

『あなたはタイプじゃないので。それじゃあ』

「あ…」

ロボロ「話し合い始めるでー」

あ、始まる

ロボロ「一学年ずつ、奇数クラスと偶数クラスで別れて話してな」

3組だから…1組と5組か

「田中でーす。よろしくお願いしまーす」(1組)

「山本っす。よろっす」(5組)

鬱先生「鬱やで〜。よろしゅうな」

「愛理でぇす♡よろしくお願いしまぁす♡」(1組)

「夢でぇす♡よろしくです♡」(5組)

『Aです。よろしくお願いします』

愛理「鬱さんってぇ♡かっこいいですねぇ♡」

夢「LINE交換しませんかぁ♡」

鬱先生「え、あ〜っと」

田中「こっちで進めちゃいましょ」

山本「そっすね。てかAさん、下の名前って」

『みぃです。女子達に教えたくなかったので』

山本「なるほど…感心っす」

田中「んで、質問なんですけど…ここってどうしたら？」

山本「俺もここわかんないんすよね」

『ここは多分こう書けばいいと思います』

田中「あ、なるほど」

山本「というかあっちほっといて大丈夫なんすか？」

『半径2m以内に近づいて欲しくないので』

田中「あんな汚物ほっときましょ」

山本「確かに。それじゃあこっちで全部やりますか」