【マギ短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

女の子なんですよ！(李青舜) ページ10

「おい、チビ助

今日も変わらずちっちゃいな〜」


そう言うと、青舜はわかりますく不機嫌な顔になった


「誰がチビ助ですか!?

そしてなぜ屋根の上にいるのですか!?

白龍様の従者であるという自覚を持ってください！

どうせまたサボっていたんでしょう!?」



と、屋根の上で寝っ転がっている私に叫んでいる

年上だからって偉そうに説教たれてんじゃねーよチビ助め


青舜が怒った顔をしてまだ私に何か叫んでいる

私は屋根から降り、青舜の元へ行く



「そんな所から降りたら危ないじゃないですか!?

何を考えているんです!!」


「はぁ……別にいいじゃん

言うほど危なくないし、普通に降りられる」



いつも青舜と会ったら説教されてるなぁ


と、考えていると



「何言ってるんですか！

貴方は女の子なんですよ！

これからはあんな所から降りてはいけません！

というか、登るのもダメです!!」



女の子という単語に少し顔が赤くなるのがわかった

それを隠すためにそっぽを向く


そういうことを平気で言わないでよ……

なんか照れるじゃん


私は照れ隠しに青舜の頭を乱暴に撫でる

青舜は突然の事で目を丸くした



「…………この天然チビ青舜」


私の気も知らないで……


昔から青舜が好きだった

でも、素直に慣れなくて……



思い出すなぁ

よく青舜と白龍様を泣かせてたっけ



「じゃ、白龍様のとこ行ってくる

青舜、今度お茶にでも付き合えよ〜」


まだこんな誘い方しか出来ないけど、今に見てろよ

必ず落としてみせるから



−−−−−−−−

いかがでしょうか!?

なんかグダグダですね(^_^;)

リクありがとうございました!!

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