【終わりのセラフ短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

どっちがいい？(一瀬グレン＆柊深夜) ページ17

「「俺と／僕とこいつ、どっちがいいんだ／いいの!?」」


なんて……浮気を迫られた男性の気分だ

もちろん私は浮気してなんかないし、彼氏もいない

前の戦いで負った傷を癒すためにベットで大人しく読書をしていただけだ……

なのに何故こんな修羅場と化している


「……あのさ、いきなり来て喧嘩してどっちがいいって聞かれても困るんだけど………」


そう、こいつらはお見舞いに来たとかなんとかで……

最初はよかったものの………


「お前なぁ………

油断してるからそんな怪我するんだよ

………まぁ、無事でよかった」

「そうだよ〜

……心配したんだからね？」


ここまではよかったが……


「なぁ、俺、お前のこと好きなんだけど」

「あ、グレンずるいよ！

１人だけ抜けがけなんて……

A、僕も……君のことが好きだよ」


…………は？

私、告白されたの？



……と、ここまでがさっきまでの出来事だ

何故か突然２人に告白された

女の子なら２人みたいなイケメンに同時に好きだと言われたら舞い上がるだろうが……

私はなんとも思わない


「突然なんなの？

何かの罰ゲーム？」


なんて言うと、２人は少し不機嫌な顔をした

そしてどんどん近づいてきて……


「お前馬鹿か？

罰ゲームでこんな事言うかよ………」

「そうだよ……

僕達はね、君を守ってあげられなかったことに後悔してるんだ…

これからは僕達が……いや、僕が君を守るから」


グレンには壁ドン、深夜には顎クイをされ、私は自分でも分かるくらい顔が赤いだろう


「「で？

どっちに守って欲しいんだ？／欲しいの？」」



−−−−−−−−

どうでしょうか!?

取り合いは初めてなのでグダグダになってしまいました

すみません………m(*_ _)m

リクありがとうございました！

覚悟しろよ……(ラクス･ウェルト)→←ずっと会いたかったよ(フェリド･バートリー)

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