【SERVAMP短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる２』

なぁ、どっちだ！？(クロ＆城田真昼) ページ6

「ねぇ、もし好きな人が出来たらさ、２人は最初に何したい？」


「「は？」」



私の突然の質問に何言ってんだこいつと言わんばかりの顔を向ける２人


「どうしたんだよ、突然」

「頭でも打ったんじゃねぇのか？」



「違うわ！


昨日テレビでやってたの！

２人はどうするのか気になって」



「んー、俺はシンプルにデート、とかかな…」


「おやおや、真昼君

顔が少し赤いのでは？」


にやにやしながら口に手を当ててプププと笑う私に次の瞬間ゲンコツが降りてくる


「いたた、それじゃあクロは？」


「あー、俺は……キスする」



「お、おぉ

クロ、キスとかするんだ……」


「どういう意味だよ

なんなら、試してみるか？」


そう言って私の後頭部を掴み、顔を引き寄せていく



「待てーー！！！」


真昼の武器がクロにクリーンヒット

よくやった真昼！


「っ！いってぇな

何すんだ真昼」


「何すんだじゃねえよ！

こっちのセリフだ！
お前はいつもいつも……」




「はぁ……、ドキドキした」





私が熱くなった頬を手で抑えて呟くと、２人は一気に私の方を振り向く


そしてクロは勝ち誇ったような笑みを浮かべ、反対に真昼は悔しそうな顔を浮かべた



「……お、俺だって」



ちゅっ



真昼のが近づいたかと思うと、唇に柔らかいものが押し当てられた


「……へ？」


「なっ！？

てめぇ真昼」


顔を真っ赤にした私と真昼

その隣で真昼を睨んでいるクロ


「おいA、こっち向け」


「何……っん！」


目の前にはクロの顔

私、今度はクロにキスされてる？


「……っはぁ、どうだ？

俺の方が真昼より断然いいだろ？」


「なっ！

俺の方がクロよりよかったよな？」


「え、えぇー」




「「なぁ、どっちだ！？」」



−−−−−−−−−

いかがでしょうか？

私は取り合いを書くのが苦手なことに気づきました……( ˘ω˘ )


遅くなってほんとすみません！

リクありがとうございました！！

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