LIFE.48 ページ49
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「ねえ、ハナコ」
「なんすか、有栖先輩」
有栖先輩は
私を上から下にとジッと見た
それから、
口を開いて笑う
「……アンタ、スタイルも顔も頭も運動神経も良いなんて全人類の敵だよね」
「あれ、何か酷い」
酷くない酷くない！！
っという唯先輩と二年生の皆もなかなか酷い
.
「ていうか、ハナコ何時も髪下の方で結んでるけどさ、おろしてみ？可愛いから」
「そういって、下ろすと思いますか」
何て反抗したのが凶と出た
私は二年生に一斉に拘束されて
唯先輩と有栖先輩にゴムを取られる
「うわ、かわっ！！」
「何か、全てで勝てないよね。Aには」
唸っているとゴムを回収したまま
二人は部室の方に走っていった
「え、ちょっ……」
「大変だね、タチコも」
「でも、可愛い……」
「いーなあ、ずるい！！」
コッチはコッチで
嫌な予感しかしないんですが？
.
「ハナコハナコ！！」
「げっ、戻ってきたんですね。先輩方」
手に持っているのはポーチ
うわあ、
すげえ嫌な予感……
「皆も見たいよねえ？」
それに『見たいでーす！！』なんて
同調する二年生と若干一年生
酷すぎた
「いつの間に皆そんな仲良くなったんですか」
「ウチらは何時も仲良しぞ」
「それは嘘ですよね、わかります」
なんて言っているうちに
完成したらしい
落とすの面倒いから嫌なのに
「流石、天使立花」
「オイ、それやめろ」
「オイ、敬語」
そのまま練習開始する先輩等
いや、私は暑くて
練習どころじゃ無いです
「飲み物買いに行ってきまーす」
「了解」
私はせっせと
体育館を後にした
「ねえ、唯。ハナコ行っちゃったけど」
「良いんじゃないの？可愛いし！！」
「……んー、まあ(面白そうだし)いっか」
.
自動販売機前
西谷先輩と田中先輩が
何を買うか迷っていた
「迷ってんならスポドリにしたらどうですか？」
「Aさんがそう言うなら！！」
「俺もそうします！！！」
即決だなオイ
凄く速かったよね。
というか、話すときは
人の顔見ようよ
「じゃあ私も」
「……あれ、何か…」
「天使度が、いつに増して……」
はい？
何語ですか、それ
「か、髪下ろしてんのも凄え興奮するっす！」
「Aさん！！写メ良いっすか！！」
「ダメですけど」
今考えると、
皆の対応が少し違った1日だった
化粧パワー恐るべし
.
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うい(プロフ) - 作者さんの「※終わりません」に笑いました (2016年11月2日 13時) (
レス) id: d55ca277bf (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あれの何処がマネ！？花子さんのが文才高いですけど！！！？！(◎_◎;) (2015年1月28日 0時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
山田花子(プロフ) - 汐里さん» 文才！？ないないない！！それに書きかたとか殆ど汐里様のマネです()、私汐里様信者なので(((、それに私全然更新してないし(o_o) (2015年1月27日 23時) (レス) id: f0f8bd8b60 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - みちみやさん» ありがとうございます！！そんなこと言ってもらえるとか光栄です！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あざっす！！久しぶりです、花子さん！花子さんこそ何ですか、その文才は……！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2015年1月17日 15時
