LIFE.46 ページ47
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「どっちかっていうと立花には西谷や田中に勉強教えてやってほしいな」
3年のワークの問題を
スラスラ解く私に澤村先輩が言う
「嫌ですよ、面倒くさいですもん」
「えー良いじゃん！A、頭良いみたいだし」
唯先輩が科学をやりながら
私にそう言ってニコニコと笑った
それで菅原先輩も同調して
色々言ってくる
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「にしても、良く出来るよねソレ。俺、物理とか嫌いだから全然わかんない」
「嘘ですよね、数学2をそんなスラスラ解く癖に物理出来ないとか菅原先輩可笑しいですよ」
「いやいや、これ本気だよ？俺」
とか言って
本気を強調する菅原先輩
私知ってますよ、
先輩が進学クラスだって事
「菅原頭良いじゃんか、出来ないってどの位なの？」
「んーと、70とか？」
「何それ菅原、嫌味すぎる」
本当に嫌味すぎる
影山何か去年のテストの
最高得点68ですよ
キれられますよ
「そういえば、影山が言ってたんだけど、立花が白鳥沢合格判定Sだってって本当なのか？」
「本当ですよ？」
一瞬静まり返る空間
え、何！！？
何か問題でも！？
「え、本当に！？Aなんでここ来たの！？」
私は人当たりの良い顔で
ニコリと微笑んで一言
「影山がココにしてたから、心配で入学したんですよ。アイツ、中学色々あったし」
「そうなんだ……」
「まあ、嘘ですけどね」
私の言葉に
澤村先輩はいい笑顔を浮かべていた
「白鳥沢、私が気付いた時には受験終わってて」
「何で？何かあったの？？」
「無いですよ？気付いたら終わってました」
ヘラリと笑って
シャーペンをノートに走らせる
チラッと顔を上げると
ちょっとだけ先輩達が呆れた顔をしていた
「先輩終わりました」
「丸付け？ちょっと待ってね」
唯先輩は鞄を漁って
答えを見つけると
直ぐに丸付けを開始してくれた
「もしかして立花ちゃんココ、わかったりする？」
「あ、それ簡単ですよ！」
っと言って
菅原先輩の指差すところを簡単に解説する
周りは意味不明そうな顔をしていたけど
多分菅原先輩位の頭の良さなら
容易に理解できる
「おお！立花ちゃん凄いなあ」
「私は今回は勉強して時空でも飛ぼうかな、と考えている所なのであります！！」
嘘じゃないけど
私の声のトーンとヘラリとした顔に
周りは冗談だと受け取る
「凄い！A全問正解！！」
「知ってますぅ」
「あははっ、何それムカつく！！」
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うい(プロフ) - 作者さんの「※終わりません」に笑いました (2016年11月2日 13時) (
レス) id: d55ca277bf (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あれの何処がマネ！？花子さんのが文才高いですけど！！！？！(◎_◎;) (2015年1月28日 0時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
山田花子(プロフ) - 汐里さん» 文才！？ないないない！！それに書きかたとか殆ど汐里様のマネです()、私汐里様信者なので(((、それに私全然更新してないし(o_o) (2015年1月27日 23時) (レス) id: f0f8bd8b60 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - みちみやさん» ありがとうございます！！そんなこと言ってもらえるとか光栄です！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あざっす！！久しぶりです、花子さん！花子さんこそ何ですか、その文才は……！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2015年1月17日 15時
