LIFE.44 ページ45
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帰りたい
帰りたい
帰りたい……
お母さんに会いたい、
皆に会いたい
「……」
私の居るべき場所に帰りたい
何で戻ってきたのだろうか、
勉強したら元に戻る方法は見つかる……？
ねえ、
私は何の為にココにいるの
「死ねば、良いのかな」
死んだら、
もしかしたら
元に戻れるかもしれない
帰れるかもしれない
「……でも、どうやって」
どうやって死ねばいい？
どうやって別れを告げればいい……？
「早く帰らないと、いけないのに」
私が…、
帰りたいと思えるうちに
帰らないといけないのに…
「た、ちばな……さん？」
私はハッとして
後ろにいるであろう日向に
無理やり笑う
「えっと、どうかしたの？」
「え……っ、何が？」
「ううん、俺の勘違いだと思う！ごめん！！」
勘違いなんかじゃない、
日向は物凄い顔をしている
私を見たに違いない
「ねえ、日向」
「？どうしたの……？」
私は冗談っぽい口調で
ヘラヘラ笑いながら日向に尋ねる
「私は必要な存在だと思う？」
「思う、よ」
「でもきっと、私が居なくなってもみんな平気な顔してるよ。それで、きっと何時か、皆私を忘れるんだよ？」
ーーーーそれでも、私が必要だって言える？
日向は目を丸くした後に
私の横に座った
それから口を開く
「影山は立花さんが居なくなって、日常が変わったって言ってた！！大王様も、らっきょベッドも、もう一人のやつも！」
私は日向の言葉に
耳を傾けていた
「だから立花さんは世界中の皆、では無いけど一部の人にとっては凄い必要な存在なんだと思う」
「……何か、やだなあ」
私は思わず苦笑いする
だって、ドンドン
帰りたくなくなっていく
「あははっ…、こんな事なら、記憶でも、消してくれれば私も楽で良かったのになあ……」
目が熱くなって
視界がドンドンボヤけてくる
ああ、もう……
本当に。
(何てイジワルな神様なんだろう)
.
「え”……な、泣いて……！？
えっと、俺！？俺のせい、デスカ！！？」
「日向のせいじゃないよ……っ」
私は、とめどなく溢れる涙を
何度も何度も拭って
日向を安心させるために笑う
「あの、立花さん」
「……なに？日向」
「俺も忘れないよ、立花さんのこと！！」
本当に、
この漫画は
とことん
私をハマらせたいらしい
.
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うい(プロフ) - 作者さんの「※終わりません」に笑いました (2016年11月2日 13時) (
レス) id: d55ca277bf (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あれの何処がマネ！？花子さんのが文才高いですけど！！！？！(◎_◎;) (2015年1月28日 0時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
山田花子(プロフ) - 汐里さん» 文才！？ないないない！！それに書きかたとか殆ど汐里様のマネです()、私汐里様信者なので(((、それに私全然更新してないし(o_o) (2015年1月27日 23時) (レス) id: f0f8bd8b60 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - みちみやさん» ありがとうございます！！そんなこと言ってもらえるとか光栄です！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あざっす！！久しぶりです、花子さん！花子さんこそ何ですか、その文才は……！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2015年1月17日 15時
