LIFE.42 ページ43
.
結局音駒が勝ち
でも練習試合だからって
日向くんの「もう一回」の掛け声に
練習試合は続行
そんな中。
「監督、リベロチェンジっす」
「何言ってんだ西谷、リベロなんて、お前以外にいねえだろうが」
西谷先輩は
私をチラッと見てから
親指を立てた
(え”……)
＊＊＊
着替えをして
それから、コートに立つ
.
「良く変わりのユニフォームありましたよね」
「おう！！潔子さんが用意してくださった！」
チラッと視線を移すと
清水先輩は私から目を逸らして
部誌を握り締めた
「来て、髪結んであげる」
「ありがとうございます、！」
今思えば初会話。
それに、ポニーテールをしたのも
久しぶりだった
.
「よしっ！」
「え、何入って来てんの、キミ」
月島はギョッとして私を見た
他の選手も同様に私を見ていた
「ダメデショ、女子とか」
「俺はいいよ……Aのバレー見てみたい」
孤爪先輩の言葉に
周りも同調して、
結局試合は許可された
.
「しま……ッ！！」
澤村先輩の言葉に
私の身体が反応する
取れないボールじゃない
(だって、そのボールは読んでたから)
西谷先輩直伝
ローリングサンダーで
ボールを上げる
「ナイス立花！！」
「当然ですよ」
ヘラリと笑って
それから数分後、
結局、烏野は1点差で負けた
そして、
其処で試合を無事終えた
.
「A、良くあんなボール取れたよね」
「リベロは私のポジションですよ？」
「うん……それでも、思った」
孤爪先輩と座りながら話していると
背後に嫌な気配を感じた
サァーっと青くなる先輩の顔
「か、……飛雄ちゃん顔怖い…」
「……いや」
隙をみて逃げ出した
孤爪先輩
それを見て項垂れる影山
「あーあ、逃げちゃった」
「お前の所為だろうが！！！」
「え！？何処が！！？」
本人自覚なし！！？
昔はもうちょっと、愛想良かったのに
どうした影山氏。
.
「身長、伸びたな。お前」
「そうかなあ」
影山は久々に他愛ない話をする
久々に話したかもしれない。
「でも、ちょっと寂しいね」
「仕方ねえだろ、アイツ等他校だし」
「あははっ、確かに！」
それから私達はLINEを開いて
グループトークを開始する
勿論、国見と金田一と私と影山だけのとこ。
「卒業パーティー何処行く？」
「別に何処でも」
あー
そっか、コイツ
こういうの決めるの苦手な人か。
.
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うい(プロフ) - 作者さんの「※終わりません」に笑いました (2016年11月2日 13時) (
レス) id: d55ca277bf (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あれの何処がマネ！？花子さんのが文才高いですけど！！！？！(◎_◎;) (2015年1月28日 0時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
山田花子(プロフ) - 汐里さん» 文才！？ないないない！！それに書きかたとか殆ど汐里様のマネです()、私汐里様信者なので(((、それに私全然更新してないし(o_o) (2015年1月27日 23時) (レス) id: f0f8bd8b60 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - みちみやさん» ありがとうございます！！そんなこと言ってもらえるとか光栄です！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あざっす！！久しぶりです、花子さん！花子さんこそ何ですか、その文才は……！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2015年1月17日 15時
