LIFE.32 ページ33
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何だか、この空気を作ったのが
申し訳なくなって、それでバスに乗らずに
私と影山と国見と金田一は
青葉城西で解散した
「なんかさあ、懐かしいね。皆で歩くの」
無言
三人共無言
.
「それにしても」
クルリと振り返って
国見と金田一と影山を見る
「君たちはアレなの？仲良くすると死ぬ病気にでもかかってるの？」
「かかってないっす」
ビクッと肩を揺らして
金田一が返事をする
「お前らには口が無いの？口が！！金田一以外は口が無いんですかぁ」
指を指して指摘すると
国見と影山はブスッとした顔で私を見る
「キミ達は本当に私が居ないとダメだね」
「そんな事もう解ってる」
意外だった。
てっきり否定されるもんだと思ってたし、
それにこのメンバーは
結構我が強いから
「正直思った。当たり前にあった毎日が崩れるのって意外と簡単なんだなって、それに最初は他人事だった」
国見の正直な気持ち
多分影山は勿論、
金田一も初耳なんじゃないかな
「立花なら戻って来ると思ってたから」
「え…」
だって、もしかしたら
私は本当に戻って来なかったかもしれない
そしたら、私は3人の中に永遠に綺麗な記憶のまま残される
そして、
一生引きずっていたかもしれない
.
「それから2週間目位から、俺は初めて立花が帰って来ないかもしれないって思ったよ」
国見は私達が初めてあった場所
◯×公園で足を止めた
「……烏野でも俺と同じ学校じゃなくても良い、でも、もう居なくなるなよ。立花」
笑っている国見は
久しぶりに見たけど年相応の悪戯な顔で笑っていた
「今度皆で卒業のお祝いでもしない？」
「卒業終わっただろうが。立花ボゲ」
「私はまだだもん」
へへっ、と笑って
烏野のスカートと琥珀色の髪を揺らす
「良いんじゃない？俺は良いよ」
「俺も別に良いけど、影山は来ないんだろ？」
「何時んな事言ったんだよ！！行く！」
じゃあ、決まり！
と、そう言って、私はもう一度LINEのグループを作り直して三人に見せた
「ねえねえ、何処行く！？」
「中学卒業って普通何すんだろうなー」
「カラオケとか、ディズニーとかじゃないの？」
会話について行けず黙る影山と
二人で行くとこを決めてくれる国見と金田一
「ねえ、影山」
「なんだよ」
「全国は何時連れてってくれるの？」
影山は悩みもせず、
即答で私に返事をくれる
「今年に決まってんだろうが、ボゲ」
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うい(プロフ) - 作者さんの「※終わりません」に笑いました (2016年11月2日 13時) (
レス) id: d55ca277bf (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あれの何処がマネ！？花子さんのが文才高いですけど！！！？！(◎_◎;) (2015年1月28日 0時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
山田花子(プロフ) - 汐里さん» 文才！？ないないない！！それに書きかたとか殆ど汐里様のマネです()、私汐里様信者なので(((、それに私全然更新してないし(o_o) (2015年1月27日 23時) (レス) id: f0f8bd8b60 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - みちみやさん» ありがとうございます！！そんなこと言ってもらえるとか光栄です！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あざっす！！久しぶりです、花子さん！花子さんこそ何ですか、その文才は……！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2015年1月17日 15時
