LIFE.17 ページ17
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「影山、もう直ぐ文化祭だって！」
「……で？」
「ウチのクラスはプリクラだよ！！」
影山は、プリクラなんぞ知るか
みたいな顔をしていた
「……影山絶対年齢＝非リア歴だよね」
「ブチ殺すぞ」
「私達のクラスでコスプレ用品とか用意してコスプレしたりして取れるんだって！しかも、しかも指名ありだから好きな人と写真とか撮れちゃったり……！キャッ、言っちゃった！」
私相変わらず人生満喫してるわあ
こんなに満喫出来てる私すごい
とかいうのは嘘。
本当は現実に戻りたい。
「……私だってッ」
家族に会いたい
友達に会いたい
彼氏に会いたい
「立花……？」
「！！……ぁ、ご、ごめん…」
無意識だった
家でしかマイナス思考にならないって決めてたのに
「あー！楽しみだなあ、文化祭」
「…悩み事でも、あんのか……？」
「なに、聞いてくれるの？」
私は無理矢理に笑顔を作った
でも多分本気で笑えていないと思う
「例えばさ、自分一人だけこの世界の人じゃなくて、もっと違う世界の人間で、それでずっと孤独だったら、どう思う？」
「俺は……帰りたいって思うと思う」
「あらあらあらぁ、影山くんってばチャーミングですのねえ、おーっほっほっほっほっほ」
完全にスイッチを切り替えて
影山を馬鹿にした
「変なこと言うけど良いか？」
「……なに」
「お前、いなくなったりとか……しないよな？」
ドキリとした
嫌な汗が色んなところから出る
「なになにぃ？どうしたの影山」
「偶に、お前が何時かいなくなる様な気がすんだよ、だから、その、一応」
「いなくなっちゃうかもね」
だから影山は今のうちに
作らないといけないんだよ、一人ぼっちになる前に
本当に信頼出来る友達を。
「ある日突然コロッと人がいなくなる、何て割と良くある話だと思わない？」
「……いなくなる、つもりなのかよ」
「……え…？」
影山は私の胸倉を掴んだ
その手は少しだけ震えていて、
私はどうして、あの日彼に声をかけてしまったのだろう、と後悔した
「俺の前から、お前は……いなくなるつもりなのかよ……！！」
「なぁに言ってんの！高校になったらバラバラになるんだから居なくなるに決まってんじゃんか」
無理矢理に適当な理由をつけて
納得させた後、
私は自分のこの先を真剣に考えていた
「……何だよ、影山の奴」
そういう事には、
超敏感じゃんか
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うい(プロフ) - 作者さんの「※終わりません」に笑いました (2016年11月2日 13時) (
レス) id: d55ca277bf (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あれの何処がマネ！？花子さんのが文才高いですけど！！！？！(◎_◎;) (2015年1月28日 0時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
山田花子(プロフ) - 汐里さん» 文才！？ないないない！！それに書きかたとか殆ど汐里様のマネです()、私汐里様信者なので(((、それに私全然更新してないし(o_o) (2015年1月27日 23時) (レス) id: f0f8bd8b60 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - みちみやさん» ありがとうございます！！そんなこと言ってもらえるとか光栄です！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 山田花子さん» あざっす！！久しぶりです、花子さん！花子さんこそ何ですか、その文才は……！ (2015年1月26日 19時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2015年1月17日 15時
