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「『おつかれしたぁ〜!!』」
コツンとお互いのグラスを鳴らし、ゴクッと喉にビールを流す
仕事終わりのビールほど美味しいもんはないと思う
『いやぁ、おいしいっすねぇ』
「おっさんかよ、そんなんやから彼氏できひんねん」
『余計なお世話ですー、そんなこーじもいないでしょ』
「まぁ、おらんけど」
いつも彼氏作れ言うけど、こーじもここ数年彼女がいない
会社内で女の子から言い寄られてるのを見た事はあるけど
『あー、それで思い出した。こーじ勝手に私を彼女にしないでくれない!?』
「あの節はどうもすんません」
申し訳なさそうに謝るこーじ
そう、こいつ会社内で女の子からの告白が耐えないから私と付き合ってるって言って断ってんの!!ふざけてる。おかげで変な噂が蔓延してるわ!
『こんなんじゃ、余計彼氏できないわ……』
「じゃあ俺にしとけば?」
酔いが回ってるのかいつもじゃ言わないくさいセリフを言い出すこーじ
何言ってんだか…
『アハハ、冗談きついなぁ!私らは同期で友達でしょ!』
バシバシとこーじの背中を軽く叩けば
「そーだよな、笑」
こーじはグラスに残ったビールを一気飲みして、角ハイを頼んでいた
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作者名:mimi | 作成日時:2021年2月1日 19時