３話【よろしく】 ページ4
そして放課後になりました。
ご飯は自作です。一人暮らしだからね。
大事なことだからもう一回言うよ。
一人暮らしだからね？
影山君が欲しそうにしてたからタッパに入ったカレーあげたよね。美味しそうに食べてたよよかったね。美味しいって言ってくれてありがとう。
笠松さんにあげれるように肉じゃが作ってるから。料理練習中だから。
なんで知ってるかって？STKだからだ……雑誌に載ってたんだよ。
Q、好物はなんですか？
A、肉じゃがですね。
作 る し か な い だ ろ
「行かないのか？」
『ごめんね今行くね。明日は何が食べたい？』
「カレー」
『わかった連日で晩ご飯カレーになるけど作るね。』
懐かれました。
嬉しい嬉しい。クラスの人には「何で？」って顔されたけど、だって顔怖いけど、寝てる時白目だけどええ子やんけ。
関係ないけど影山君、頭まっる。サラサラ…
「こんちゃっす！！！バレー部に入りたいらしいです！！！」
『影山君髪サラサラだ……ｱｯ、もう着いた！？！？ｱｯｱｯ、高尾晴空です！！セッター希望します！！！バレーは、初心者です！！』
「中学は、何やってたんだ？」
『バスケです！！憧れの人と戦うためにバスケやってましたが、邪魔されたので影から応援することにしました！！バレー部に入ろうと思ったのはここって落ちた強豪、飛べない烏って呼ばれていたからです！！！』
キセキめ…許さない絶対にだ。許さないぞ
でも虹村先輩とかめちゃくちゃいい人だった……好きだよあの先輩も。笠松さんには、負けるけどね。
でもおい待てよ。キセキおいこら。邪魔しやがって……
折角笠松さんと戦えると思ったらベンチにも入ることも出来ず！！！誰よりも早く来て、誰よりも遅く残って練習したのに！！！
なんか腹立ったから今度黄瀬と遊びに行こう。
あの子ワンコ気質だと思うのよ。
そういえばみんなどこ行ったんだ…？？
笠松さんしか眼中になかったから聞くの忘れたなぁ…まあ、いいか。
………？？？あ、もしかして地雷を……踏ん……？
皆さんの顔が怖くなった……
「馬鹿にしてんのか…！！先輩達は今まで一生懸命闘ってきたんだぞ！！」
いつの間にか誤解を生んでいました。
『ち、違うよ！そういうことじゃなくて…！！』
「冗談も程々にしなよ。」
うわぁん…めんどくさくなっちゃった…
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作者名：砂漠の我愛羅 | 作成日時：2018年8月1日 15時
