1話【初めまして】 ページ2
皆さんこんにちは。
高尾晴空という者です。
突然ですが、東京から一昨日ここ宮城に引っ越してきて今日このクラスに来ました。
今は、クラスの扉の前です。
先生は、愉快な方でみんなを驚かせたいらしいです。まあ、気楽に行きましょうか。
「入ってきていいわよー」
『高尾晴空です!イケメンじゃなくて申し訳ないですがこのクラスの一員として仲良くしてください!』
ニッコリという音が付きそうなくらいの笑顔で言ってみた。
仲良くしたいのは本当だし。嘘は何もついてない!!うん!大丈夫だね!!帰りたい!!
「席はあそこね!影山の隣!」
『よろしく影山く……いひぃ…白目…』
「こらー!影山寝るなら歴史の時にしなさーい!!」
そ、それでいいのか先生…
おらは、わからないぞ…どないしたらええねん…
この先不安なのですが大丈夫でしょうか…
というわけで俺は、3組です。
おっと、某メッセージアプリが鳴ったので失礼。
和っちどうだったー?
晴空3組ー。久しぶりだな和ー!
和っち久しぶり!仲良くできそうなクラスか?
晴空おう。そっちは?仲良く出来てんの?
和っちえー。なんか怒られることあるけど仲良く出来てるぞ〜?
晴空なんか言ったの?
和っち「ちっちゃいな!セノ◯ック飲むか?」
晴空 そ れ だ 馬 鹿 。
あ、授業始まるからまた後でな。あと、俺バレー部入るわ。
和っちあのー、笠松幸男って子は?確かバスケ部だよな?
晴空それとこれは話が別だ!!!笠松さんは凄いんだ!!!好き!!!!!
和っちあー、わかったわかった。はいはい。頑張れ。
いや、ざっつ。俺の扱い雑
カチッとボタンを押して、電源を落とす。
さっきの相手は、俺の親戚。
音楽家やってる高校生。その才能が認められて有名な高校に推薦されたらしい。
俺も母さんから聞いたけど本人は、「俺でいいのか!?!?ほわっつ!!!!」
とか言って嘆いていたけど、。
「誰だお前」
『高尾晴空。引っ越してきたんだ。よろしくね影山君……ねえ、涎垂れてるよ?はいティッシュ』
「…悪い。ありがたく貰う」
影山君見た目怖いけど、育ちがいいの隠しきれてない…っ!!!
実はいい子…?
お母さん、和成。
俺上手くやっていけそう。
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作者名:砂漠の我愛羅 | 作成日時:2018年8月1日 15時