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side.ym
「はい、できたよ!」
知「おいしそう!いただきます!!」
美味しいって言いながら頬張る侑李は、リスみたいで可愛い
「俺もいただきますっと...」
スプーンですくおうとした瞬間、電気が消えた。
「えっ、なに?!停電?」
やっべ、俺お化け屋敷苦手だからこういうのは....
でも、とりあえずブレーカー戻らないか見ないとな
そう思い席を立ち、スマホを手探りで探した。
知「りょすけっ....」
侑李が俺の腕を掴んで、弱々しい声で俺を呼んだ
....俺が守ってやらないとな
「大丈夫だよ、ブレーカー見てくるから、侑李はここで待ってて?」
知「うん....」
.
えっ、電気戻ってこないし....
しかたがない、今日は早めに寝ちゃうか。
リビングに戻ると、侑李がいなかった....
「あれ、侑李?」
知「涼介!こっち!」
どうやらベランダにいたみたい。
うおっ、さっむ....
「寒いのに何やってんだよ」
知「みて」
そう言われて、侑李の見ている方向をみると....
「星....綺麗....」
まちの電気がほとんど消えてるから真っ暗で、
星がすごい綺麗に輝いてる。
星に夢中になっていると、隣からくしゃみが聞こえた。
「はい、俺大丈夫だから着な?」
俺は自分の来てたパーカーを脱いで侑李に着せた。
知「あ、涼介ありがと.....」
侑李の目が、星のせいかキラキラしてて
寒いからか、頬が真っ赤
侑李は俺の手をぎこちなく握ってきた。
俺は、侑李の頬に手を添えてキスをした。
侑李は頬をもっと真っ赤にして、なぜか泣いていた
「な、なんで泣くんだよ笑」
知「だ、だって....こんなの....嬉しくて....」
はぁ、可愛い。
つまり、侑李も俺が好きって事でいいんだよな?
「侑李、今日は一緒に寝よっか?」
知「えっ、あ、いや.....」
「変な事しねぇって!」
知「ふふ、じゃあ、はい!」
.
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作者名:JUMPloveた | 作成日時:2019年3月20日 18時