君の側で【Ym×Cn】

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あれからおよそ一ヶ月が経った。

僕達って、付き合ってるんだよね？

あの出来事があってから、特に変わったことは....


あ、あった。


山田くんが前よりもだいぶ優しくなった。

なんか....すっごい優しい目で見てくるの。


あとね、付き合い始めた？次の日に山田くんが、

岡本くんと中島くんに言ったの！

昨日はね〜みたいな。

しかも僕を呼んで、膝に乗せるし....


あ、あと....前髪....

学校行くとすぐに男子たちが反応して....

まぁ、山田くんが守ってくれたけど.....

いや、だってさ.....


山『知念は俺のだから！』


おかげで近づいてこないけど.....

女子たちにすっごい聞かれるよ？

なんで？！とか.....まぁ優しいんだよみんな。


よかったねとか。お似合いだよとか。

ほんと優しいの。


山「知念！こっちきて、」


「あ、うん！」


僕は走って山田くんのとこへ行った。


中「知念も大変だよね〜」

「え？なんで.....」


岡「あ、わかるわ。山ちゃんが彼氏って笑」

山「おいなんだよ岡本。」


中「いやー大丈夫？変なことされてない？」

「あ、大丈夫だけど....」


そうだよ。

あの日、山田くんとキスしたっきり.....

一緒に帰ったりはしてるけど....

で、デート？っていうのか.....してないし.....


やっぱり......一緒に遊びたいし......


山「んあ....じゃあ.....土曜、空いてるか？」

「えっ、あ.....空いて、ます.....」


岡「なんで敬語笑笑」

中「初デート？初デート？！」


山「うっせーな！別にどうだっていいだろ.....」


だんだんと顔が赤くなっていく山田くん。

なんか、可愛い。



先「はーい席につけ！」


僕は自分の席に戻った。

やっぱり、山田くんといるのは慣れない。

話してるだけでドキドキしうちゃう。

おまけに膝、乗ってたし.....


山田くんの方を見てると、

５秒くらいでこっちを見てくれた。


す・き・だ・よ・は・あ・と


口パクで言った山田くん。

いっつも目が合うとしてるの。

だから僕もお返しに、


ぼ・く・も・す・き


にっこりと笑った。

やっぱり僕、山田くんの笑顔好き。

なんか嬉しくなる。


岡「ラブラブだね笑」

後ろの席の岡本くんが言った。

み、見られてた.....

バレてないと思ったのに......


岡「ふふ、可愛いね。」

そういって頭を撫でてくれた。


岡「いいな、俺もいつか.....」

ん？最後の聞こえなかったけど.....

俺もって.....好きな人いるの？

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