【HQ】"元"相棒【男主】

２０− 最悪な再会 ページ24

影山 side

･

くっそ……
補習で練習に参加するのが遅くなるなんて…


何とか田中さんのお姉さんに車を出してもらい、練習時間に間に合う事ができた。





ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ


影山「遅れまし………これ、どういう状況ですか…？」



体育館の扉を開けると、梟谷と青葉城西が試合をやっていたであろうコートに、人がたくさん群がっている。

よく見てみると、梟谷の誰かがうずくまっていた。
そして、悲痛な声が聞こえてきた。



『ごめんなさいっ！ごめんなさいっ！』



この声って____！？



俺はすぐにそのコートに走っていった。


この声…

中学の頃によく聞いた声だった。



____Aの声だ、絶対




そしてコートに着くと…

うずくまり、なにかに脅えているAの姿がそこにはあったのだ。



影山「どういうことだ…どうして…？」


なぜ…？どうして…？
俺は目の前の光景に疑問を浮かべていた。



すると、後ろの方から声がした。

？「それは………」

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