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カルパッチョside
これが痛み
血が止まらない
心臓が鼓動する度に痛みが拡がっていく
痛い、痛い…
こんなにも痛みとは恐ろしいものなのか
他人のためにこれほどの痛みに耐えたというのか
マ「大丈夫？」
フィ「うん、ありがとう」
マ「行こうA」
『ちょっと待って』
女はこっちに駆け寄ってきた
トドメでも刺すつもりか
『強いでしょ、マッシュ』
カ「！」
カ「あぁ、確かに差は歴然だ」
カ「僕の完敗だ」
カ「君もアイツも強い」
『そう？』
『動かないでね』
カ「なんで」
女は僕の傷を治し出した
なぜ？
戸惑う僕の前で優しい笑みを浮かべている女
カ「なんで敵の僕にまで」
『素直に負け認めてるのにさらに痛め付ける趣味はないの』
『それに今は敵だけど同じ学校でしょ？私たち』
カ「それだけの理由で？」
『それだけの理由で』ﾆｺｯ
カ「その、」
『？』
カ「ありがと」ﾎﾞｿｯ
『！』
『いーえ』
あの時からだ
1次試験の時初めて見た時から目が離せなかった
さっきまで鋭い目を向けて来ていたのに急に優しい笑みを浮かべる
さっきは僕の魔法を押さえ込みとても恐ろしく思えたのに今はなんなんだこの気持ち
顔が赤くなる
痛みを受けてないのに心臓が痛い
血がどくどく言ってる
カ「魔法かけた」
『誰が？』
カ「お前が僕に」
『治してるだけですが！？』
カ「お前、名前」
『Aモリュート』
カ「A」
カ「Aか」
マ「行こうA」
『うん！じゃあまたね』
去り際に僕の頭を撫でてったA
さらに心臓が痛くなった
なんなんだこれ
フィ「マッシュ君」
フィ「まさかまた落ちた」
マ「まさかのまさかですなフィン君」
『どしたの？』
フィ「どれだけ落とせば気が済むの！あなたは！」
『落とす？ん？』
フィ「それはそうと敵チームなのに本当にありがとうねAちゃん」
『チーム以前に大切な仲間だもん当たり前！』
『それに、私はみんなと一緒にいたい』
フィ・マ(そういうところですよAさん)
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あい - もちろんです！これからも応援させてください。 (3月17日 23時) (
レス) @page19 id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - あいさん» 応援ありがとうございます！これからも応援して貰えると嬉しいです！ (3月16日 0時) (レス) id: 4fe982e325 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 一気に8話ありがとうございます！ (3月16日 0時) (レス) @page9 id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
靡(プロフ) - manaさん» もちろんです。更新待ってます。 (3月12日 22時) (レス) id: 2fb0f9fe6b (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - 靡さん» ありがとうございます！頑張ります！これからも応援よろしくお願いします！ (3月12日 21時) (レス) id: 4fe982e325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mana | 作成日時：2024年3月11日 0時
