魔法の使えない男と愛され少女３

８４☆ ページ5

Aside




歩き続けてどれくらい経ったんだろ
何も無いし誰もいない

マカ「あら？」
『！』
マカ「奇遇ねぇA」
『マカロンさん…』
マカ「あの時はごめんなさいね？」
『い、いえ』
マカ「そんな警戒しないで？今は味方同士、それに私は好きな子には優しくするわよ？」
(この間いじめたくなるって言ってなかった？この人)
マカ「誰もいないし少しお話しない？」
『え』
マカ「あなたも大変でしょ？入学してから」
『それなりに？』


この間会った時よりすごく優しい目付きになったマカロンさん
味方だとこんなにも頼もしく感じるんだなぁ

マカ「この試験も一筋縄ではいかなそうね」
マカ「マッシュバーンデッド、ランスクラウンそれにカルパッチョローヤン」
マカ「それにあなたもねA」
『！』
『カルパッチョ……』
『あの時の』
マカ「でも不思議ね」
マカ「神格者を目指すようなタイプじゃなかったと思ったけど」


マカロンさんは何を考えてるのかいきなり天を見て拝み始めた
怖いな！この人

マカ「そうだA」
『？』
マカ「私のことはマカロン姐さんとでも呼んでいいのよ？」
(なぜ？)
マカ「ほらほら」
『ま、マカロン姐さん///』
マカ「まぁー！本当に可愛らしい！」
マカ「これからとよろしくね？A♡」
『は、はい』

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