魔法の使えない男と愛され少女３

１１０☆ ページ31

sideなし




次の日になればAは驚く程に元気になっていた
みんなが空元気を疑ったがどうやら本当に元気になっていた

レ「無理してないですか？ほんとに」
『ありがとうレモンちゃん』
『でも大丈夫、今ウジウジするより私はイノセントゼロを倒すよ』
『それに悲しいとこばっか見せたらお母さんに怒られちゃう』ﾆｺｯ
レ「！」

いつもと変わらない笑み
優しくてどこか可愛らしいいつも笑み
レモンはその笑顔を見てどこか安心したように笑い返した

ド「よかったな！Aちゃん元気になって！」
『ていうかあの後どうなったの？』

レモン達から聞かされる今回のイノセントゼロ襲来の結末
何も悪くないマッシュが責任追及に納得のいかないAは青筋をぴくぴくさせたがなんとか抑えた

『そうなんだ、どうしようね』
ド「ならよ」
『？』
ド「海行くか」
フィ「え？」
『賛成！』
フィ「え？」

思わぬ提案で海に行くことになった

レ「水着おそろい買いに行きましょ！」
『いいね！行こ！』
ラ「水色」
マ「赤」
レ「黄色！！！」
『何の話？』
レ「Aちゃんには黄色ですよ」
フィ「賛成」
マ「赤」
ド「賛成！！！！！」
ラ「いや、水色だ、アンナとおそろい」

みんなが口論している中
Aはワクワクと花を飛ばしながら荷物の準備をしていた

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