魔法の使えない男と愛され少女３

９９☆ ページ20

sideなし





ド「エクスプロム！」
ラ「グラビオル」

倒しても倒しても湧いてくる魔物
皆が苦戦している中
マッシュが戦っていると思われる場所からはとてつもない光が溢れてきた

ド「なんだありゃ」
(この魔力前のセルとか言う人の……)

少しすると光が消え各自はまた魔物との戦いに戻った

ド「Aちゃんの魔法で一斉に消せねぇの？」
ラ「バカかお前、Aに負担をかけるな」
マカ「それに無限に湧いてくるんじゃAが魔力切れを起こすだけよ」
ド「悪ぃ」
『できる気がする』
マカ「やめなさい」ﾎﾟｶｯ
『いてッ』
『ってあれ！』
全「！」

頭上にあった黒いトゲの塊がバラバラになって消えていった
少しするとセルを引きずってマッシュが戻ってきた

『マッシュ！』ｷﾞｭｯ
マ「A」
『おかえり』
マ「ただいま」
ド「そいつ、あの時の」
ラ「倒したのか」
マ「もち」
『お茶飲む？』
マ「うん」

セルをその辺に捨てて
どこから出したのかわからない机と椅子に座ったマッシュにAはどこから出したかわからないコップに紅茶を入れた

ド「なにあの平和な空間、くっそ羨ましいんですが」
ラ「…………」
ド「何混ざろうとしてんだよ」
ラ「Aの入れたお茶だぞ！！！！！」
ド「勢い怖ぇよ！お前！！！」

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