魔法の使えない男と愛され少女３

９７☆ ページ18

sideなし




シッ「べビーズ」
ラ「！」

急に飛んできた魔法をランスがAを抱える形で避ける

『ありがとう』
ラ「出産後のAが激しく動くな！」
『出産してませんが！？』
ド「バブバブ!バブ!(あいつのせいだよ!あいつ!)」
ラ「チッ、あいつの仕業なのか」
『なんで悔しそうなの？』
ラ「たしかに俺たちの子供にしてはふてぶてしいな」
ド「ブ!?バブバ!(な!?失礼だな!)」
『危ないランス君！』
ラ「！」

Aがドット(赤ん坊)をランスに託し襲いかかってくる魔人を倒す
いつの間にか居なくなってたドット(赤ん坊)は落ちてるおもちゃに夢中になっていた

ラ「くそ！」
『ってあれ？』
ラ「！」

今度はランスまで赤ん坊化し無意識に2人しておもちゃを追いかけていた

ド「バブバブー!(どうしよー!)」
ラ「バブバブバブバ(うるさい静かにしろ)」
『……………』ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
ド・ラ「？」
『可愛いー！！！！』ｷﾞｭｯ
ド・ラ「！！！！」

戦闘中なのにAは目を輝かせながら2人を抱きしめる

『あー可愛い』ｷﾞｭｰ
ド「！？！？」

抱きしめられることでAについている大きな柔らかい何かにもろ当たっている2人
赤ん坊とはいえ中身はそのまま
刺激が強いのか2人は鼻血を出しながら気絶寸前になっていた

『可愛いよーーー！！！』
ド「バブ、バブバブ……(やめてくれ、いや辞めないで…)」
ラ「バブバ…(ここが天国…)」

このままでもいいかもしれないと思っている2人
そしてただ癒されているA
その幸せそうな空気に困惑する周りであった

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