#197. ページ16
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ﾋﾟｯ..ﾋﾟｯ......
聞き慣れない、嫌な音が耳に響いていた。
その僅かな音でさえ、今の私には煩わしくて、気持ちの問題か頭痛さえもしてくる。
学校に行きたくない朝のような重たい瞼をこじ開けると、寮の見慣れた暖かいクリーム色の天井じゃなく、冷たさを感じる真っ白な天井を視界に捉えた。
また目を閉じて、なんでこんなところにいるんだろうと、考えを巡らせる。
だけどまだ寝足りなかったのか、その行為は私を再び睡眠へと引き連れて言った。
...いつもこんなんだから、朝遅刻するんだよなぁ。
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次に目を覚ましたのは、少し控えめな声が聞こえたからだった。
『...』
「だから、やめましょうってそれは！いくらなんでも！！」
「...いや、それはダメだ。
私の気が収まらない」
「...！！サー！緑谷くん！
Aちゃん目覚ましました！！」
「「！！」」
全然控えめじゃなかった。
自分がまだ夢現で声をぼんやり聞いてただけだったわ。
ちゃんと言い争い(？)してたわ。
バブルガールの声が聞こえて、私の視界は一気に賑やかとなった。
バブルガール、デクくん、サー、センチピーダー...あれ、サー・ナイトアイ事務所集結？？
「A！」「夜光さん！」
『...あれ、ミリオ先輩は？』
「君は...人の心配ばっかりだな」
クイッとメガネを押し上げたサーがため息をついた。なぜ。
『メガネ光ってて目が見えないんですけど...』
「...見るな」
『あ、サー泣いてるんですか？？』
「Aちゃん、それは言わないであげて」
バブルガールに窘められ、じっくり観察するとあら不思議。
サー泣いてる。
ということは、え...
『ミリオ先輩...亡くなられたんですね』
「「は？！」」
あれ、違う？
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「あと3話で200話だけど、どうだ？」
『え...どうってなに、轟くん』
「なにか言い残すことは？」
『言い残すこと？！...そ、そうだなぁ』
「早くしろよ、尺ねぇんだから」
『尺なら余るほどありますけど。
なんなら尺じゃなくて文字数気にしてくださいよ』
「ほら早く」
『えー、長きに渡り、この夢小説を読んでくださりどうもありがとう。
完結までわたくし、夜光Aは一生懸命社畜しますので、どうぞよろしく』
「暗いな」
『まぁね』
轟くんの過去ほど暗くないよ。
ここまで読んでくださって、本っ当にありがとうございました！
まだまだ私、Aは頑張ります！！笑
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年中毛布掛けて寝る派(プロフ) - ゆゆさん» 1話だけ見てみました！ 急展開でしたね...ハマってしまいそう...... (2021年4月25日 19時) (
レス) id: 3b56795229 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 年中毛布掛けて寝る派さん» 無能なナナは最高です（コソッ (2021年4月25日 17時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
年中毛布掛けて寝る派(プロフ) - 星猫さん» マイナーなものはあまり知らないですね。 最近だとやっぱり呪術廻戦とかかな？ 戦闘系のアニメが好きです。 オススメのアニメあったら是非教えてください！ コメントありがとうございます^^ (2021年3月27日 10時) (レス) id: 3b56795229 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月27日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：年中毛布掛けて寝る派 | 作成日時：2021年3月24日 0時
