とりま鬼と敵、滅するわ第三弾！ (ページ8)

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95話ページ8

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「レシプロ...バースト！！」

『「飯田くん！！」』

「解けたか。
意外と大した事ねぇ個性だな」

私が行動不能にされ、繰り出される攻撃に轟くんもデクくんも危険な状況の中、ステインに攻撃したのは飯田くんだった。

「轟くんも緑谷くんも夜光くんも関係無い事で...。
申し訳ない。
だからもう、3人にこれ以上血を流せさせる訳にはいかない」

「感化さ......も無駄だ
英雄を歪ませる社＿＿ガ...だ。
誰＿正さねば......ない。」

あれ、ステインなんか言ってる筈なんだけど。
どんどん声が遠くなってく...。

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目が覚めると私は真っ暗な所にいた。
夜中だろうか。

まだハッキリと目覚めていない頭で時間を確認したいと思い、私はいつも枕元に置いてあるスマホを探す。

『ん...あれ、？』

...無い。

え、どこやったっけ。
居間に置きっぱなしだっただろうか。

喉が渇いているので、水を飲みに行くついでにスマホも取ってこよう。

そう思って床に足をつけた途端。

ガシャンっ。

『え、』

部屋中に何かが倒れる音がした。

「え、何の音？！」

次には男の人の声までしてきた。
お...お化け？！

『は？』

「え...その声は夜光さん？！」

『山下くんボイス...え、緑谷くん？！』

「ごめんちょっと何言ってるか分からない」

声の正体はお化けじゃなく、デクくんでした。

「何だよ夜中だぞ......」

『その声は、梶さん？...と、轟くんまで？！』

「火事？」

「うるさいぞ君たち...」

『え、待ってなんで裏路地組が...あ、』

思い出した。
ステインと戦って、それで寝たんだった。

『私ってどれだけ寝てたの？』

「7時間くらいだよ。
あの後救急車で運ばれて、ここ保須総合病院」

「部屋が空いてなかったらしくて俺ら4人同じ部屋だ」

『へぇ、そーなんだ。
お泊まりみたいで楽しいね』

「そうかもしれないが怪我をしているんだ！
安静にしていないといけないぞ！！」

『はいはーい』

飯田くんが飯田くんしてて安心し、その後は寝る事になった。

...まぁ3人は私が起こした様なものだけど。

......あ、サーに連絡してない。