トリップしたのち不安な日常【銀魂】

#056 物足りない ページ6

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この辺りに詳しい須賀に送って貰った旅館は、まさに私が求めていたものだった。

窓から見える綺麗な夕日に露天風呂。


......うん。
控えめに言って、最高。


今から2時間後にお夕食が運ばれてくるらしく、それまでにお風呂に入る事にした。



『ふぅ...』



やっぱり、景色見ながら入る風呂って良い。
癒される。


だが、ここでもやっぱり考えるのは最近の事。

白宮先輩からの連絡はあの事件辺りから途絶えているし、やはり事件に関わっていたのかもしれない。

あの辺から隊長達も何処と無くよそよそしかった…気もする。

まぁ、確かに昔から一緒だったと言う彼らの絆や信頼関係には劣るかもしれないが、私は強く仲間だと思っていた。

それ故に、とても分かりにくかったが、確実に拒絶された。

それが少し堪えたらしい。



『もう出るか、逆上せるし』



露天風呂から出て着替え諸共済ませ時計を見ると、既に１時間半が経過していた。
思ったよりも長湯してた。

......やっぱり１人はのんびりできて楽だな。
なんて思ったけど、実際は賑やかな暮らしに慣れていたからなのか、少し物足りなさを感じた。


その後は普通に、豪華なお夕食食べて、(冗談抜きで初めて食べるくらい美味しかった)部屋に備え付いているテレビでバラエティ見たり等、普通以上の休暇を過ごした。


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