71話 ページ30
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「飯田も上鳴も八百万も常闇も麗日も...。
感じてなかった。
最後の場面、あの場所で俺だけが気圧された」
「......それ、つまりどういう.........」
「お前に、同様の何かを感じたってことだ。
なァ......オールマイトの隠し子か何かか？」
確かに、そう思っても不思議じゃないよね。
でもさ、こんな雰囲気に思うのもどうかと思うけど...。
オールマイトとデクくんってぜんっぜん顔似てないよ？！
なんかこう...デクくんは小動物系じゃん？
全然違うじゃーーーん！
「......「お前の左側が醜い」と。
母は俺に煮え湯を浴びせた。
クソ親父の個性なんざなくたって......いや......。
使わず"一番になる"ことで奴を完全否定する」
『「......」』
「僕は、ずぅっと助けられてきた。
さっきだってそうだ...僕は、誰かに救けられてここにいる。
僕を救けてくれた人達に応える為にも......！
さっき受けた宣戦布告、改めて僕からも...僕も君に勝つ！」
･
デクくんと轟くんがこの場を離れて数秒後。
『...爆豪くん』
「あﾞ？」
『それで、話って』
「......お前、この雰囲気でよく聞けたな...」
話を切り出せば、飽きられたような顔をされる。
...え、だって話があってここに呼び出したんでしょ？
「...ずっと聞きてェことだったんだが」
『うん』
「おめぇのその強さ、どこで手に入れたんだ」
『......』
いつかはこんな質問来ると思った。
さっきだって、轟の宣戦布告の時も、意味深なこと言われてて、あのかっちゃんが疑問を抱かないはずがない。
でも、なんかこう…ぶっ込んだ様な事聞かれると思ってたから拍子抜け。
まぁ、"そんなことか" とかなんて言ったらBOMBOMされそうだから心に閉まっとく。
「お前とは中学3年間、同じクラスだったな。
見たところデクみてぇにボロボロになったりしてねぇじゃねぇか」
『人を助けたくて、ずっと昔から鍛えてたの』
「...」
『道場行って、剣を極めたり、コツコツと鍛えてたから、だよ』
「......そーかよ」
『うん。
だから、爆豪くんが不思議がる必要ないでしょ。
...じゃあ、そろそろ戻るね。
私お弁当食べたいから』
じゃあね、と言ってかっちゃんに背を向けて歩いた。
結局私が迷子になって、帰りが遅くて心配になったかまぼこ隊に回収された事は言わないでおく。
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豆乳鍋(プロフ) - Yukiさん» 無理ない程度に更新…と思っていたら1週間以上経ってました笑 更新頑張りますね！ (2020年7月4日 8時) (
レス) id: 3b56795229 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 面白いです！無理ない程度に更新頑張ってくださいね！ (2020年6月24日 21時) (レス) id: f9f48108ec (このIDを非表示/違反報告)
実柑 hrk(プロフ) - Mikiさん» コメントありがとうございます！スランプにも陥り、更新が止まり気味で遅くなってしまうと思いますが、応援よろしくお願いします！ (2020年3月19日 12時) (レス) id: 3b56795229 (このIDを非表示/違反報告)
Miki - すっごく面白いです!更新楽しみにしてます!頑張って下さい! (2020年3月17日 17時) (レス) id: 38ac23a481 (このIDを非表示/違反報告)
実柑 hrk(プロフ) - 夜桜さん» ええええ、そんなこと言って貰えて本当に嬉しいです……！(泣) 更新頑張ります！！ (2020年3月8日 14時) (レス) id: 3b56795229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：年中毛布掛けて寝る派 | 作成日時：2020年2月22日 16時
