I wanna be with you. 【JM】 (ページ18)

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Jimin side

新しい曲のメロディーを考えてたら、

JK｢ジミニヒョン、お客さんです｣

いきなりドアが開いて、いつになく真面目な顔をしたジョングクが現れた。

JM｢え？ここ、関係者以外は通したらダメだろ｣

だってここは僕達専用のフロアだ。

各々の作業室があって、
僕達と会社のスタッフ以外は入れない場所なのに

JK｢大丈夫です。ヒョンの関係者だから｣

ジョングクが廊下にいるであろう人物に視線を移すけど足音はしないしジョングクも黙るだけ。

ああもう、じれったいな。

JM｢誰？なんで入ってこないの｣

痺れを切らして僕から覗きに行ったら、
そこに居たのは予想外の人物で。

目を閉じて涙を流す姿に
抱きしめたくなる衝動をぐっと堪えた。

JM｢…ジョングク、外してくれる？｣

JK｢言われなくても。
あ、泣かせたのは僕じゃありませんからね｣

お前が泣かせたんなら許さないわ

でも、ジョングクが僕の大切な人を泣かすわけないし、なによりAはそう簡単に人に涙を見せる子じゃないのは僕がよく知ってる

JM｢分かってるよ。Aを、泣かせたのは僕だから｣

あの時だって、悲しませたのは僕だった

とりあえず、ヒョンとかスタッフさん達に見られるとまずいから部屋の中に招き入れてソファーに座ってもらった。

隣に座りたかったけど、拒絶されるのが怖くてさっきまで座ってたデスク用の椅子に座る

改めて見てみても、信じられない

ずっと会いたくて仕方なかった

彼女がそこにいる

前から綺麗だったけどもっと綺麗になった。

あと少し痩せた？

無理してない？

助けてくれる人はいるの？

話したいことも沢山ある

なのに、いざ面と向かえば何から話していいのかわからない。

2年の溝はそんなすぐには埋まらない。