8.助けて ページ9
五条side
最近一切Aと任務被んないと思ってたら
なんかAが
俺と組みたくないとか言ってたらしい
仕事に私情を挟むのは良くないでしょ。って
Aと任務に行きたいっていう
俺の私情の為に先生を説得した。
まーA、めっちゃ嫌がってたけどね。
嫌がらせのために来たから俺としては万々歳
え?なんで嫌がらせすんのかって?
…面白いからに決まってる。
.
.
.
仕事はめんどいからパス
Aなら直ぐに終わらせて戻ってくるはずだし、テキトーに散歩して暇潰ししてたら
なんか雑木林の方からすごい音が聞こえてくる
…3級だよな今回。
Aが術式使ってるなら
こんな大きな音はしない
満月のお陰で明るい夜
嫌な予感がして、雑木林に飛び込んだ。
分かりやすい血の匂い。
それにこの感じ3級じゃないな
「A!」
クソッ……
木の幹を蹴って
今にも振り下ろされそうな腕を切り落として
その下で横たわってるAを回収。
「……ごじょ……せん、ぱい」
良かった、生きてる。
「1人にして、ごめん」
…この呪霊…毒か。
Aの術式は触れれば一撃必殺。
でも、触れられない相手の前では、無力
2級までならAが持ち歩いてる
呪具で倒せただろうが…
この呪霊のパワーと速さ、特級寄りの1級か?
「術式順天____『蒼』」
さっさと祓ってAを生かす。
「クソ雑魚が」
一撃で仕留めて、
補助監督を急かして、高専に急がせた
早く、早く。
あの雑魚の毒が回ってきてる
俺の呪力を流して
止血しつつ毒の廻りを遅くしているが
時間の問題。
早く硝子にみせないと。
「……ふふっ」
笑い声に視線を下げれば
俺の腕の中で
Aは微かに笑っていた
「……なに、頭もやられた?」
抱え直して返事を待てば
薄らと色素の薄い赤い瞳に俺を映して
「あせった、顔…はじめて、みた」
嬉しそうにAは微かに口角を上げる
「……いくらでも見せてやるから…死ぬなよ」
血と土と埃で汚れた綺麗な銀髪を撫でれば
「いいました、から、ね……」
そう言ってAは瞼を下げる
大丈夫。眠っただけ。
脈も息もある
車が止まった。
扉を開けて
走って寮に向かう
「硝子!」
「……っ何、夜中に。」
Aを、助けてくれ。
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紫色(shiro)(プロフ) - 結月さん» 結月さんありがとうございます!あんな嫌がらせマンを好きになるには相当ポヤポヤしてる子じゃないと無理だよなぁと思い書いてました笑 頑張ります! (2020年12月7日 18時) (レス) id: ca0c3345e0 (このIDを非表示/違反報告)
結月 - スッゴく面白いです!!夢主、天然ですね。ハラハラ、ドキドキ止まらないです!!これからの展開も楽しみにしてます!!更新頑張ってください!! (2020年12月7日 0時) (レス) id: ac5cec78e5 (このIDを非表示/違反報告)
紫色(shiro)(プロフ) - uka8502さん» uka8502さん、コメントありがとうございます!この作品を好きになっていただけたということでとても嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります! (2020年11月30日 22時) (レス) id: ca0c3345e0 (このIDを非表示/違反報告)
uka8502(プロフ) - 今まで見た中で一番好きな作品です!これからも完結に向けて頑張ってください (2020年11月30日 21時) (レス) id: 7913de20e0 (このIDを非表示/違反報告)
紫色(shiro)(プロフ) - りんさん» りんさんコメントありがとうございます〜!ご期待に添えるようにがんばります!笑 (2020年11月27日 15時) (レス) id: ca0c3345e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫色 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/bts_Jinchimluv
作成日時:2020年11月26日 18時