20.JM ページ20
JMside
RN｢ジミン、あんた文化祭Aと回るの？｣
クラスの設営をサボって
廊下で水飲んでたら
突然ラナに話しかけられて
水を吹き出しそうになった
JM｢なに、いきなり｣
RN｢いや、だって大体こういうイベントは好きな人と回るもんでしょ？A、私と回るつもりだろうし……手伝ってあげようかなって｣
え、なんで、こいつ、知ってんの？
RN｢カマかけただけなのにその動揺の仕方……分かりやすいねほんと｣
JM｢…うざ｣
RN｢あ、噂をすればAじゃん……最近ずーっとAの隣にいるよねあの男子｣
ラナの視線を追うように見たら
そこには仲良くダンボールを持って並んで歩く
一組の男女。
何喋ってんのか知らないけど…
明らかに男の目がハートマークで
咄嗟に邪魔しなきゃと危機感が湧いてくる
｢良かったら文化祭僕と……｣
言わせてたまるか。
JM｢A！！｣
思ったより大きな声が出て
周りの目が僕に向けられる
恥ずかしさとかそれよりも、
僕はAとこいつを引き離す事で頭がいっぱいで
適当に理由をつけて
少しうるさそうに振り返った彼女の手から
強引にダンボールを奪って歩き始めた
クラスに戻って見ればテヒョンと目が合った
けど直ぐに僕の意識はAへ向く
他の男子と回らせてたまるかって気持ちで
ラナはほかの人とまわるなんて嘘ついて
Aと回る約束を取り付けた
Aはぽかんとしていたけれど
うんと言ってくれたから、無しなんていわせない。
そのままクラスに戻ってラナに協力を仰げばケラケラ笑いつつもOKしてくれた。
たまにウザイけど、ラナは人望もあるし真面目だし何気に良い奴だ
…って思ってたんだけど
リハーサルで3年と一緒に踊る
妖艶なAに見蕩れていたら
すっごくからかってきて。
少しイラッとした
てかAが居てもからかってくるし
なんなのほんと。
RN｢あ、今日一緒に帰っちゃえば？
文化祭で急接近！なんならチューまでしちゃいなよーそんで、今日か明日にでも告白したら？
明日のステージの後、絶っっ対にAモテまくるよ？｣
まくしたてられるように背中を押され、
変に緊張しながら隣を歩く
｢ジミン、どっか痛い？｣
心配そうに顔を覗き込んで来るAから
｢大丈夫｣って目をそらす
ここで、手を繋いだりできたらよかったのに
変な意識してたチキンな僕は
結局…何もせず、
安全にAを家まで送り届けた
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いく(プロフ) - キム･カズさん» キムカズさん！ありがとうございます！！アンチなんかに負けてやりませんので！！笑 頑張ります！！ (2020年9月13日 19時) (
レス) id: ca0c3345e0 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - hさん» hさん。ありがとうございます！！嫌がらせホント撲滅すればいいんですけどね(><)頑張ります！コメントありがとうございました！！ (2020年9月13日 19時) (レス) id: ca0c3345e0 (このIDを非表示/違反報告)
キム･カズ(プロフ) - アンチに負けないで頑張ってください！！とても面白いです！！ (2020年9月13日 11時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - このお話凄く好きです！嫌がらせになど負けずぜひ頑張って下さい！続きが楽しみです。 (2020年9月12日 8時) (レス) id: f7a81ad3dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫色
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/bts_Jinchimluv
作成日時：2020年9月11日 18時
