再会 ページ15
重だるい頭と身体
上がらない成績
親にも怒られっぱなしで
何もかもが憂鬱…
グクのせいって言ったら酷いかもしれないけど会ったら必ず盛ってくるあの子にも少しは非があるよね…
そのままなし崩しに流される事も薄々わかってるのに誘われて断らない私も私だし。
会えばすぐパァって笑顔になって｢ヌナ！｣って走ってくるグク。
ずっと甘やかしてきたからお願いされたら断れない。無理。可愛い。
成績のこと正直に話して
会わないでいてもらおうかな
でも絶対嫌だって愚図るよなぁ…
何より私も寂しいし
そしたらまた断れない…
…うわーん泣きそう。
先生にテストの成績について
みっちり怒られた暗い帰り道。
とぼとぼ歩いてたら
｢A？｣
懐かしい声に振り返る
｢やっぱりAだ！｣
｢ソクジン……さん？｣
ブレザーをスーツに変えた彼。
昔と変わらない人懐っこい笑顔で駆け寄ってきて少し大人びた物腰で｢久しぶり｣って手を振った
｢どうも…｣
不思議な感覚、
4年越しの再会……？
JN｢なんか新鮮だね。それ高校の制服？｣
｢ソクジンさんも、スーツ似合いますね｣
JN｢でしょ？モッテモテで困っちゃうよー。てか、Aいつもこの真っ暗な中1人で帰ってるの？｣
｢いえ、今日は特別で……｣
相当疲れで参ってたのか、私はそのままカフェに入ってソクジンさんに最近の悩みをぶちまけてしまった
全部話し尽くしてから
真面目な顔で黙り込む彼に
やってしまったって後悔
…今はもうなんの関わりもないのに。
JN｢そうだ！それなら、僕の会社くる？｣
｢……はい？｣
JN｢僕ね、今お父さんに試されててさ。ひとつの会社の業績上げろってポーンって投げ出されたとこなんだ。
勿論周りはおぼっちゃまの僕には冷たいし、Aが偉くなって僕を支えてくれたらすごい頼もしいよね｣
｢それは、そうですけど…なんの会社ですか？｣
ソクジンさんの口から出たのは
とんでもない大手企業の名前。
しかも僕の推薦だから絶対通るよーなんてケラケラ笑うから、言葉が出ない。
JN｢僕、人見る目はあるから。おいでよ｣
｢有難いです。でも…考えさせてください。親にも話さなきゃですし｣
JN｢それは勿論｣
差し出された名刺を受け取って
家まで送り届けてもらって
JN｢おやすみA。｣
頭を撫でる懐かしい手に
意味もわからず涙が出そうになった。
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nyar(プロフ) - 初めまして！ドキドキしながら読んでます！ジミンの気持ちが明かされるたびにキュンキュンしてます！続きが待ち遠しい(〃ω〃)こんな楽しみをありがとうございます！ご無理なく、更新頑張ってくださいね。 (2019年9月5日 23時) (
レス) id: 5ee86f0a2e (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - 続きが気になる！私は好きですよ、このお話！これからも無理なく頑張ってくださいね！楽しみにしています(*^^*) (2019年8月29日 17時) (レス) id: 6015b6983c (このIDを非表示/違反報告)
rabu tata(プロフ) - この話、ドがつく程タイプです！更新楽しみにしています！(ソンキス) (2019年8月29日 13時) (レス) id: 1800bee856 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - 全然面白いよ！私は好き！！(^^♪1番右端のお星様ポチっとな！！ (2019年8月29日 3時) (レス) id: 750796c939 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 凄く面白いです!更新頑張って下さい!! (2019年8月28日 22時) (レス) id: a4c43c4849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫色
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/bts_Jinchimluv
作成日時：2019年8月27日 23時
