S p a c e 【JM.JK】 (ページ4)

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あー、どうしてくれるの。

今の電話をなんてごまかそうかなんて

必死に考えるけど寝起きの頭は働かなかった

TH「今のジョングクだよな。昨日はごめんって何？」

隣からいつもよりも低い声が聞こえてきて内心大きくため息を吐いた。

ほら、めんどくさいことになった。

「…お兄ちゃんには関係ないから。大丈夫」

TH「じゃあジョングクに聞きに行くけど」

「やめてよ。お兄ちゃんのそうやってすぐ干渉しようとするところ、好きじゃない。」

TH「昨日泣きながら抱き着いてきたのはどこのどいつだよ？」

JM「二人とも落ち着きなって。とりあえずご飯食べよう？」

ジミンオッパのおかげでとりあえず話は後回しになったけど

せっかくのおいしい朝ごはんも気まずくて味わえなくて。

八つ当たりだってわかってるけど
こんな時に電話をかけてきたジョングクに腹が立った。

「ごちそうさまでした。ありがとうジミニオッパ」

JM「ううん、おいしく食べてくれてありがとう」

席を立って器を洗って
とりあえず家を出ようと考えていたら

TH「A、それ洗い終わったら話聞かせてね」

じっと逃がさないというようにこちらを見つめながらお兄ちゃんはそういった。

ジミニオッパは心配そうに私をお兄ちゃんを交互に見つめていたけど

オッパも何も知らないから…聞きたい気持ちがあったんだと思う

何も言わずに私が食器を洗い終わるのを待っていた。

流石にここで逃げるなんてしたら

お兄ちゃんたちが本当にジョングクに聞きに行きそうだったから…

迷惑もかけてしまったし、私の口から話すべきだと思った。

「昨日、久しぶりにジョングクに会えると思って、嬉しかったんだけど…緊張してて…初めからハイペースでお酒飲んでたの。

そうしていたら少し酔ったから、人二階のロビーで休んでたら、知らない人に声をかけられて…『大丈夫ですか』ってすごく親切な人で、お水持ってきてくれたからそのまま少し話していたら、ジョングクの話になって…そしたらその人が『婚約者のお披露目は今日あるんですかね？』なんていうから私びっくりして…」

JM「婚約者？ジョングクに？」

TH「…俺も知らなかったわ。で？」

「私も信じられなかった。けど、長い間離れてたし…相手が出来たんだ、おめでとうっていうつもりでいたんだけど、ジョングクの周りは女の人が多すぎて…話す以前に近寄ることもできなかった」