美女です ページ21
YG「お前ずっと1人で絡まれてたの?」
「ジョングクと一緒にいたよ」
YG「ハァ……あいつ何やってんだ」
「トイレ」
YG「……」
え、なんでそんなに呆れ返った感じなの?
私何かした?
YG「お前は一応トップアーティストなんだから。1人になるなよ」
「周りに居た人達もトップアーティストだったけど?」
ファンの中にいるわけでもあるまいし
そんな、急に抱きつかれたりはしないじゃん?
YG「だからこそだよ。
お前のアホさ具合がバレるだろ」
そっちかい!
「ごめん」
YG「あと、一応美女なんだから」
「一応じゃなくて美女ね」
YG「……ったく
美女なんだから男と1人で話すな」
「はーい」
過保護ですねえ。
とか心の中で呟きつつも
ふと、思ったことを聞いてみる
「ユンギ、テヤンさんと仲悪い?」
YG「……そう見えるならそうかもな」
うわぁ、だからか。
さっきテヤンさんが見たことない顔してたの
「ごめん。楽屋とかいろんな場所で煩くて」
YG「別に構わねえよ、人を尊敬して憧れるのは悪いことじゃないだろ。
ただ、アイツは止めとけってだけ」
「うーん……善処します」
YG「する気ねえだろ」
バレたか。
「なんでそんなにテヤンさんはダメなの?」
YG「悪い噂しかないよあいつ」
「そんなの聞いたことないけど」
トップ俳優だし
スキャンダルとかあったら
秒で見つかるんじゃない?
YG「テレビ会社、雑誌、あいつの親はそこら辺のドン。これで伝わるか?」
「あー、伝わった」
要するに揉み消してるのね
あんなに優しい顔してなぁ……
うーん、信じたくないけど。
「ユンギが言うから信じるよ」
家族の言うことは聞いておきます。
JK「ヌナァああああああ」
廊下にこだまする声と足音に
振り返った途端
「ぐえっ」
タックルかまされるとは、
誰が思うだろう
衝撃で吹っ飛びそうだった身体を
ぎゅっと抱きしめられて
色々しんどい。
身長差考えて、息止まってるからね〜
JK「なんだ、変な男に連れてかれてると思ったらヒョンでした」
YG「誰が変な男だよ」
JK「えへ」
YG「ったく、お前便所いくなら誰かにこいつのこと託せよ」
JK「え、何かあったんですか」
YG「まあな」
ごめんなさいヌナ
怖かったですよねって
うるうるした目で見つめてくるジョングクに
何があった訳でもないけど
大丈夫だよーって返事するしかなかった。
1568人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっちゃん(プロフ) - 続編希望します!楽しみです\(^o^)/ (2020年6月2日 17時) (レス) id: 57e52f793a (このIDを非表示/違反報告)
ミッチェル(プロフ) - 私はとっても楽しく拝読させて頂いています。是非とも続編も読みたいです。楽しみにしております! (2020年6月2日 0時) (レス) id: b15645f2ff (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 是非続編見たいです! (2020年6月1日 2時) (レス) id: 54b59d2be3 (このIDを非表示/違反報告)
那須町(プロフ) - この作品が大好きなのでぜひ続編作ってください!応援しています! (2020年6月1日 0時) (レス) id: 9d33370a5d (このIDを非表示/違反報告)
あすき(プロフ) - めっちゃ好きな感じの小説です!楽しく読まさせてもらってます!応援してます!! (2020年5月27日 22時) (レス) id: a838b5fe09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫色 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/bts_Jinchimluv
作成日時:2020年5月21日 15時