GirLcRASh…？【BTS】

ちょろい姉 ページ36

｢おいこら離れろ｣



TH｢ヌナ、言葉遣いが良くないよ｣



｢申し訳ございませんが私から少しばかり距離を取っては頂けませんでしょうか？｣



TH｢やだ｣



｢ほら！言葉遣い関係ないじゃん！｣



TH｢ヌナしーっ！｣



なんで5歳児に躾られてるの私。


あ、そっか私
3歳児認定されてるんだったっけ？




｢いや、マジで重いし暑い。君はもっと姉を敬いなさい｣


TH｢同じメンバーじゃん｣


｢そうだね。でもテヒョンより年上だよね？｣


TH｢ヌナは可愛いから俺より若く見えるよ？｣



｢よし、好きなだけ私に体重を預けなさい｣



TH｢ちょろ｣


JM｢テヒョン口に出てるよ｣




そういうジミンもたまに出てるけどね


私が優しいからスルーしてあげてるんだよ？



少しは私を敬いたまえ。


TH｢ヌナ｣



｢ん？｣



TH｢そこのティッシュ取って｣



｢だーかーらー｣



JH｢おいテヒョン
ティッシュぐらい自分で取れよ｣



お、流石はJｰHOPE。私のHOPEですね



TH｢今俺はアメとムチを勉強中なんです邪魔しないでください｣



アメとムチの勉強中？



TH｢ありがとヌナ｣



ティッシュ取っただけで頭撫でられた



いや、既視感あるこれ。




そうだ、この前
ボール持って来れたヨンタンに同じことしてたわ




これがアメ？



てことは、



TH｢ヌナこれ捨てて｣


｢え、嫌だ。テヒョンの鼻かみティッシュじゃん｣


TH｢ゴミ捨てることも出来ないの？｣




すごい蔑んだ目。


これがムチか。



今のテヒョンのマイブームなら仕方ないと
ばっちいけれど、指先で摘んでゴミ箱に捨てた私、偉い。



手を洗って戻れば



TH｢ありがとヌナー｣



にっこり笑う弟は何だかんだ可愛い



｢次はないからね｣



TH｢ええー……｣



｢ジョングクに頼みなよ｣



TH｢あいつは、ムチが効かないしアメに金がかかる｣



たしかに。



TH｢ってことで、ヌナよろしくね｣



｢なんで私とジョングクの二択！？｣



TH｢ヒョンたち忙しいから｣



｢いや私も忙しいよ？｣



TH｢ヌナは特別｣



｢特別って言葉の響きに騙されそうになったけど、それはなんか違う｣



TH｢ヌナは忙しくても俺の話を聞いてくれるでしょ？｣



｢まあそうだけど｣



大事な弟が困ってたら助けてあげたいからね



TH｢だから、特別｣



にひひって笑うテヒョン



まあ…この子が笑って過ごせるなら、謎の遊びにも付き合うのも悪くないかな



ってチョロい姉は思いました。

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