. ページ28
ーJMー
なんか大変なことになっちゃったね
って心の中の僕が呟く。
2人を見つめるジニヒョンと、子供みたいに無邪気な笑顔でAさんと喋るジョングク。
メンバーを見回すと
ユンギヒョンは眉根を寄せていて
ホソギヒョンは僕に目配せしてきて
ああ、僕と同じことを考えてるなって分かった
テヒョンとナムジュニヒョンはデザートと流しっぱなしのテレビのニュースに集中してるみたい
JK｢ヌナ、こんなに綺麗なのにもうアイドルは目指さないんですか？｣
「パボ。私が何歳だと思ってるの？」
JK｢サバよんだらいけますよ｣
「いけません」
JK｢勿体ないです｣
「そこまで言って貰えるような価値ないよ」
JK｢なんでヌナはそんなに卑屈なんですか。自信もったらいいのに｣
「そうだね。でも、どうしようもない事の一つや二つくらい誰にでもあるでしょ？」
悲しそうに笑うAさん。
「私は誰かに愛してもらう資格なんてないから」
寂しそうなその声に
ただならない何かを感じて、
｢ジョングク、お前デザート食べないの？テヒョンが全部食べそうだけど？｣
JN｢Aも食べな。どれがいい？｣
横入り。
JK｢ええ！ダメです。ヒョンどんだけ食べるんですか！？僕の分も残しててください！｣
TH｢えー、食べないでしゃべってたから要らないのかなって思うじゃん？｣
JK｢思わないでください！あとは全部僕のです！｣
あ、こっちはこっちで
新たな火種が出来ちゃった。
「私はいいですよ。
ソクジンさん達が食べてください」
JN｢俺もう沢山食べたから、ほら｣
ケーキを食べて頬を緩ませるAさんと
その様子にデレデレのジニヒョン
YG｢ヒョン、俺もう食い終わったんで部屋戻ります。Aさん、ありがとうございました｣
「こちらこそ。ご要望があればなんでも言ってください」
YG｢あ、カトク。あとでジニヒョンから貰ってもいいですか｣
「はい、勿論です」
えっ……なんのために？
まさかユンギヒョンまで！？
ジニヒョンの顔！！
ジョングクも口開いてるし
ホソギヒョンと二人
目を合わせて首を左右に降る
JH｢先が思いやられるね｣
NJ｢なんの事だ？｣
JM｢あー、こっちの話です｣
確かにAさんは
とんでもない美人だけど。
僕らの絆を焼き切る火種になるなら
僕はあまり歓迎できないなっていうのが
素直な感想だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 340人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ARMY レイ - 最初から最後まで、全話読ませて頂きました! 面白かったです! 今後の活動も頑張ってください! (2020年9月6日 9時) (
レス) id: 9028194480 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリー(プロフ) - 一気読みさせて頂きました！！さいしょはすごくヒロインとジンくんの関係が不安だったけど最後はハッピーエンドで終わってめっちゃよかったです！！ (2019年8月24日 18時) (レス) id: f72d3cdcc3 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - こんにちは。ご丁寧なご返信ありがとうございます。なるほどそういう事でしたか。勝手にBTSのメンバーと何かあって男性恐怖症になってしまったのかと勘違いしてしまっていました。とてもわかりやすかったです。理解力がなくて申し訳ありません……。 (2019年8月18日 21時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - すみません……なんか急に話の展開というか、場面というか……シーンが変わってしまってイマイチ読んでてわからないです…。「グクとの過去」「JINが忘れられないヌナ」「今のヌナ」この3つでわからないです。どのように話は進んでますか？ (2019年8月18日 0時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫色
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/bts_Jinchimluv
作成日時：2019年8月10日 16時
