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8*右のドア ページ9

私は2階から1階へと階段を通じて上がった。


1年生の教室は2階にあり、1階は3年生の教室がある。

2年生の教室は1番左の校舎だ。


なぜ1-Cの机が1つだけ無かったのかが、

わかった。


あのユメちゃんの友達、そう

少女の机だと思う。


当時いじめられていたのだろう。

それを意味するように、机が1つだけ無い。


考えていると、廊下の奥に薄っすらと何かが見える。

私は、奥に行ってみた。


一瞬キランと光って、手にとってみると

鍵だ。

何の鍵かわからないが、一応持っておこう。



「あぁ。暗くて見えにくいなぁ」



誰の声だろう。

灯りを声のする方にのばした。



「ん?誰??」

「獄卒のAっていいます」

「あっれ〜?君が例の新人ちゃん!暗くて見えなかったよ!」

「貴方も獄卒…?」

「うん、そうだよ!俺は木舌!よろしくね」

「よろしくです……灯り持ってないんですか?」

「持って…………ない」

「じゃあ一緒に調査しましょう」

「そうだね!ありがとう」



「ありがとう」か。言われたの初めてかもしれない。


えっと…今のところ覚えてる名前は……

肋角さんと佐疫と斬島と田噛と木舌さんと……

スコップおとk((平腹だ。


とにかく調査していこう。

結局中心人物はあの少女じゃなかったっていうことか。


そういえば、あのドア……

2つあった。


斬島が左と言って、左のトビラを開け、あのユメちゃんに会うことができた。

ということは、もし右のトビラを開けていれば、何が起きたのだろう。

誰と出会えたのだろう。


疑問が次々と出てくる。

そうだ、またあのドアの所に行ってみよう。



「木舌さん。ちょっと行きたいところがあるのですが……」

「あ、いいよいいよ!ついていく。あとタメでいいから」ニコッ

「タメ……。とりあえず行こう」



最近、タメというのがわからなくなってきた。

年上の人に敬語を使わないというのが、とても違和感があるからだ。


右のドア……右のドア。

ドアは1階の廊下の1番西にあった。


奥を調べようとしたときに見つけた。


よく思い返してみると、

そこの近くには鏡があった。


私はその鏡が視界に入っていて、

ドアを見つけた瞬間、鏡には









黒猫が覗いていた。 →

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マミむめも(プロフ) - 96(くろ)ちゃんさん» ありがとうございます!続編の方で頑張りますね!(`・ω・´)← (2016年1月25日 18時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
96(くろ)ちゃん - いいですね!この作品!更新頑張ってください! (2016年1月25日 18時) (レス) id: db978529df (このIDを非表示/違反報告)
マミむめも(プロフ) - 守頭さん» いつもありがとうございます!(*^^*)もうすぐで続編いきそうです笑頑張りますよ〜! (2016年1月1日 11時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
守頭(プロフ) - マミむめもさん» 今日も楽しませていただきました!続きが気になりますね!!!更新、頑張ってください! (2016年1月1日 0時) (レス) id: 6baa651bf1 (このIDを非表示/違反報告)
マミむめも(プロフ) - 守頭さん» まぁたがみ?は田噛の逆ですからねw性格も逆転しましたwwwありがとうございます!w (2015年9月30日 19時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マミむめも | 作成日時:2015年6月28日 23時

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