49*鬼 ページ50
「平腹…っ!?」
「ふぉ?どうしたんだー?田噛ぃー!」
平腹の顔の左側に黒い鬼のお面が…。
お面?それか鬼かな?
「お前…気づいてねぇのか?」
「なんのことー!?」
「平腹、鏡見てきなよ」
『うん、見てきたらわかると思う』
平腹は走って行った。
「さっき平腹が廊下を走ってたんだが、何事だ」
「あ、谷裂!なんか平腹の顔の左側に鬼のお面みたいのがついててね、鏡を見てきなよって言ったんだ」
「一体あれはなんだ。わざとなのか?」
私にも分からない。
平腹何かやらかしたのかと思う一同。
「わざとなら今頃騙されたって笑って指差すだろ…。アイツのことだし」
「そうか、じゃあ何なんだあれは」
「うーん…亡者の仕業とかかな?」
亡者の仕業でああいうことって起きるの…?
妖怪とかでも有り得るかと。
「うわぁぁ!何これ!!取れねー!!」
あ、平腹の声。
取れないって…え?
じゃあ、あれはお面じゃないっぽい。
「廊下で大声出したり、走るなとあそこまで言ったのに…平腹のやつ…」
「まぁ落ち着いて、谷裂〜」
「遅え…」
なんか嫌な予感しかしないんだけども。
フラグいつか立ちそう。←
もう立ってたりして。←
ほらもう田噛は怠怠のオーラ放ってるよ。←
急げ平腹。
「なあなあ!!!これホントなに!!?」
戻ってきた。
思いが通じるってこのことを言うのか、なるほど。←
「左側をビンタしたら治るんじゃないか?」
『斬島意外とSなこと言うね』
「S?」
『ナンデモナイヨ』←
あれ、片言になったのは気のせいかな。
斬島、ビンタって。
笑いそうになったよ。
「殴るのか…よし、歯ァ食いしばれ」
「え、やだやめて!?ごめんなさいぃぃ!!」
田噛はビンタを脳内変換で殴るになるらしい。
メモっとこう。←
「黙れ」ドコォッ
「いだあッ!!!」
何も起こらない。
平腹、よく頑張った。←
「何も起こらねえじゃねえか」
「痛えなぁ…」
「なら右側か」←
もう斬島やめたげて。
平腹の顔と心が傷つくから。
「右側?いいぞ、平腹…また歯ァ食いしばれよ」
「いや、もういやだぁぁぁ!!」
あ、逃げた。
これは谷裂からの説教が待ってるね。
詰んだな!平腹!
1回言ってみたかったんだ。
「肋角さんに聞いてみるね」
「あぁ、佐疫助かる」
平腹に何があったのだろう。
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マミむめも(プロフ) - 96(くろ)ちゃんさん» ありがとうございます!続編の方で頑張りますね!(`・ω・´)← (2016年1月25日 18時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
96(くろ)ちゃん - いいですね!この作品!更新頑張ってください! (2016年1月25日 18時) (レス) id: db978529df (このIDを非表示/違反報告)
マミむめも(プロフ) - 守頭さん» いつもありがとうございます!(*^^*)もうすぐで続編いきそうです笑頑張りますよ〜! (2016年1月1日 11時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
守頭(プロフ) - マミむめもさん» 今日も楽しませていただきました!続きが気になりますね!!!更新、頑張ってください! (2016年1月1日 0時) (レス) id: 6baa651bf1 (このIDを非表示/違反報告)
マミむめも(プロフ) - 守頭さん» まぁたがみ?は田噛の逆ですからねw性格も逆転しましたwwwありがとうございます!w (2015年9月30日 19時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マミむめも | 作成日時:2015年6月28日 23時