43*友情 ページ44
とにかく、この任務はすぐに終わりそう…
『……ん?』
…誰だ。
他の亡者とは違う感じが…。
「……」
相手はニヤリと笑う。
え、怖い。←
私は何故か平腹の後ろに。
「ほ?怖えのか?」
と小声で話しかけられた。
『怖くない』
ただ、そこが丁度よく空いていたので。←
…これじゃ305号室に行けない。
「…誰だ。お前は…」
「……」
無言。
…廃校の時の亡者みたいには
ベラベラ喋らないタイプか。
というか暗くて視野が狭い。
「おーい!聞いてますかー!!」
平腹が大声で言っても無反応。
…もう無視して行こうよ。←
「本当に亡者なのかな」
「…生者がここにいるわけないだろう」
男性で、皆みたいな服を着ている。
平腹はその人に近づいて。
「ほわっ!?って…田噛ー!?」
「え…田噛?」
『…あ、ホントだ…』
はい、正体は田噛でした。
だと思っていたが。
「いや、待て。よく見てみろ。ボタンが逆だ。しかも…」
と田噛の帽子を取り。
「…分け目までな」
「だ、誰!?」
「そっくりだね…」
私は唖然とし、口を開けっ放しに。
「俺はたがみ!よろしくな!」
と言われても…
顔が完全に田噛だから違和感しかない。
ほら、皆も唖然としてるよ。
「宜しくされてたまるか。お前、まだいたんだな。どうやってここに来た」
斬島は刀を持ち、人質をとるように向ける。
たがみ?は笑顔で。
「どうやって?勿論鏡から出ちゃったんだよ!アイツの代わりにね☆」←
「アイツというのは、田噛のことか」
え、待って待って。
鏡とか、代わりとか意味分からないです。
後で聞いてみよう。
「ん?あぁ、そうだよ!一人で来てて馬鹿だよな」
「おい!田噛はどこなんだよ!お前なんか田噛じゃねぇ!!」
時々平腹の田噛愛を感じるよ。
男の友情だね。←
「待てよ!スコップこっち向けんなよ。危ないだろ!」
「田噛はどこなんだ??」
…平腹って怖いな。
目がガン開きだもの。
「田噛、愛されてるね」
『友情は美しい』←
「俺達も仲良いよ」
あ、そうだね。
親友だものね。
親友か…私にはいたのかな。
「チッ…平腹やめろ」
えっと…なんかこの声聞いたことあるな。
また皆が唖然としてしまった。
何故なら…
「た、田噛!?!?」
田噛がそこに立っていから。
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田噛side
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マミむめも(プロフ) - 96(くろ)ちゃんさん» ありがとうございます!続編の方で頑張りますね!(`・ω・´)← (2016年1月25日 18時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
96(くろ)ちゃん - いいですね!この作品!更新頑張ってください! (2016年1月25日 18時) (レス) id: db978529df (このIDを非表示/違反報告)
マミむめも(プロフ) - 守頭さん» いつもありがとうございます!(*^^*)もうすぐで続編いきそうです笑頑張りますよ〜! (2016年1月1日 11時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
守頭(プロフ) - マミむめもさん» 今日も楽しませていただきました!続きが気になりますね!!!更新、頑張ってください! (2016年1月1日 0時) (レス) id: 6baa651bf1 (このIDを非表示/違反報告)
マミむめも(プロフ) - 守頭さん» まぁたがみ?は田噛の逆ですからねw性格も逆転しましたwwwありがとうございます!w (2015年9月30日 19時) (レス) id: 1e9b842bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マミむめも | 作成日時:2015年6月28日 23時