【文豪ストレイドッグス】 私と織田作

モノガタリ18 ページ19

朝になった
あれから直ぐに布団に入り、目を瞑った



生憎、眠れなかったが状況の整理はついた






｢エリスちゃん..........か｣





あのこの目は少し異常な気がした
まるで生きていような生気を帯びていない色






｢仕方ないな....ここは思い切って開き直るのが一番なのかも｣






時計を見るとまだ6時の少し前
おじさんは起きてるころであろう





立ち上がるとほかの布団がもぞもぞと動き出す
嫌な予感がするけどあえてドアノブをつかもうとする







｢今だ！！かかれぇぇぇえ！！！！｣





｢｢｢｢いよっしゃァァァ！！！！｣｣｣｣






合図の声とともに飛びかかってきたのは寝ている弟達で、予想外すぎてそのまま腕を掴まれて床に倒れ込んだ






｢姉ちゃん捕獲！！｣



｢今度は上手くいったな！！｣



｢凄い凄い！！｣







笑っているところ申し訳ない、
一ついいだろうか








腰がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！
全体重＋5人以上の体重がぁぁぁ！！！！
ゴリッ！？いや、ゴキッ！！！っていったよ！
聞きたくもないような音がしたよ！！？






上に乗っている弟達を軽く睨みながら
痛めた腰をさする






｢姉ちゃん、なんかあったのか？｣





｢ｲﾀﾀ....え？どうして？？｣




｢だって昨日帰ってくるのが遅かったから！｣




｢それはバイトだy((｢それは違うよ！！｣まって、何処かのロンパのセリフはやめてくれ｣









｢俺達の情報を舐めんなよ？？｣






それから約15分、ずっと今までに集めてきたという情報を延々と聞かされた





その中には太宰の手紙の件も混ざっていた
流石に中身まではわからなかったようだけど





｢お前達もすごくなったなーー、エライエライ｣



自慢げに胸をはるその頭を撫でてやると
頬を赤く染めて笑った









｢あ、そうだ。私織田作さんから伝言頼まれてたんだ！｣





｢え？織田作さんから？？｣




｢うん、なんかね仕事場の女の子が気に入ったと話していた子がA姉を迎えにいくって言ってたんだ、って｣






その言葉に頭の中のピースがはまったような気がした




エリスちゃんの少し不思議なオーラの様なものの正体がわかった
それは.............









｢マフィア..........だったから？｣




なんでここまで巻き込まれるのでせうか(半泣)

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