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「ちょ、あんたどうしたの」


「なにが?」


「なにがって、何その格好」


「…変…かな……」


「ううん、めちゃくちゃ可愛い」




昨日の放課後、立ち寄ったお店でヘアカラーの黒染めを買った。
明るい茶髪だった髪から、黒髪ロングにイメチェンして、メイクは薄めにナチュラルにした。



ジャンハオ先生の好きな格好。

そんなわたしの姿を見て、一緒に登校していたサラは大絶賛。




「わたしね、ジャンハオ先生の彼女になる!」


「……………はい?」


「決めたの!」




サラは苦笑いだったけど、わたしは至って本気。

学校につくとみんなからの視線が恥ずかしくて、でも「こっちのほうが可愛いよ」って言葉がすごく嬉しくて、少しくすぐったい感覚。
ジャンハオ先生はどう思うかな。




今日の数学の授業は4限目。

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作者名:ばしみちゃん | 作成日時:2023年5月26日 22時

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