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#2【会いたくない】 ページ3
ゼン「ちょっ！待てって！！！」
ゼンの慌てる声が後ろから聞こえるが、それを無視して前へと進む
ゼン「ふーーん！普段から鍛えてる俺の方が早いんだぜ！！」
風が吹くかのように俺の真横を通り過ぎるゼン。
少々馬鹿だなと思う
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゼン「づ、、づがれだ……」
A「馬鹿な無駄走りするからだ。馬鹿」
大浴場の"男 女"と別れている看板の下で、息を切らしてぜぇぜぇ言ってるゼンを見つけた
ついでにデコピンを食らわすと
ゼン「あでっ、」
と情けない声を出したので、思わず笑った。
〜〜〜〜〜
ゼン「電気ついてる…誰居んのかな？」
A「前来たやつが消し忘れたんだろ、流石に夜の11時に風呂入りに来るやつはいないと思うが」
(ｶﾞﾗｶﾞﾗ)
大浴場の引き戸を開けると、そこに居たのは…、俺は顔を引き攣らせた
'
青雉「あらら〜、どうもこんばんわー」
ゼン「青雉大将殿！！！」
と満面の笑みで敬礼するゼンとは真逆に
A「ど、どうも……」
目を逸らして合わせようとしない、俺はきっと今この人に会いたくないと思っていたのだろう
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マル(プロフ) - 更新待ってます！ (2019年5月28日 23時) (
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作者名：SUN | 作成日時：2019年4月23日 22時
