【MASHLE】今年の1年は何処か可笑しい【男主】

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“仲良し”と言う言葉に、明らかに不機嫌になる2人


「冗談はよしてください。コイツが行くと言って聞かなかったんです」

「そりゃあセンパイにしっかり謝らねぇと失礼だろ。俺もこんなﾛﾘｺﾝ嫌っす」

「ｼｽｺﾝだ」


この2人は相性が良いのか、はたまた悪いのか…

Aは苦笑いを浮かべるが、2人にこう聞いた


『そういえば、何があってここまで来てくれたの？ちょっと遠かったでしょ』

「…あぁ、先輩をお誘いしたくて」

『何に？』


どうやら用事があるのはランス君のみの様で、ドット君は不思議そうな顔でランス君を見ていた


「アンナを語る会です…！！俺の部屋が会場ですので、授業終了後にまた。」

『…あぁ、なるほどね』


ドット君は「は？」と言いながらランス君にメンチを切っているし、

ランス君は既にアンナちゃんの可愛さについて僕に語りかけている。

どうしようか。あの会に参加すれば徹夜は確定だろうな。

うん、本当にどうしようか…


「おいスカしピアス…！！お前、センパイを部屋に連れ込もうたぁ良い度胸だな！？」

「？貴様が何を考えているのかは知らんが、俺は先輩とアンナの可愛さについて語り合うだけだ」


2人がまた言い合いを始めたので、宥めながらランス君に『参加するよ』と伝えた


「センパイ…もしかして、やっぱり顔の良い奴の方が…」

「ありがとうございます先輩！ああ、今日はあのグッズ達を出さないと…」


ランス君はグッズの用意、ドット君は謎の体調不良らしく

2年生の教室を後にした。

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