39 ページ38
千晃side
酔ってるけど
酔いなんて覚めちゃうよね
この状況
頬に当たる冷たいかぜ
そして、
好きな人におんぶされてるって状況
日「なぁ、、千晃?」
千「なに?」
日「酔い、覚めたんだな」
千「うん、、」
これだけで、これだけで充分幸せなのに
欲張っちゃいけないよね
期待なんてしちゃいけない
そう思うと自然に涙が出てきた
日「泣いてんの?」
千「泣いてなんか...グスッないよ...グスッ」
日「嘘つけ、俺の前くらい泣けよ」
千「なんで...グスッそんなに優しくしないでよ、期待...しちゃうよ...グスッ」
日「してよ、」
千「え?」
その途端涙が止まった
だっちゃんは私を下ろすと
向かい合わせになってこう言った
日「好きだよ。千晃」
千「だっちゃん!...泣」
その途端だっちゃんの胸に飛び込んだ
やっと止まった涙がまた溢れ出した
日「千晃は?」
千「好き好き!だーいすき!」
日「反則///」
私達やっと
.
結ばれました
.
.
.
.
そして、甘い口づけをかわした─────────
84人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ニ シ ジ マ リ ン | 作成日時:2016年11月30日 17時